親戚が住んでいることもあり、小さい頃から足しげく通わせてもらっているのが神栖市です
あげ餅やさばの文化干しなどおいしいグルメも多い街です。今回はそんな神栖市でトイレの詰まりを直したときの様子をお伝えします。
■漁港のそばのお宅へ
2件ほど近隣の街で修理のお仕事をしたあと、スマホのアラームが鳴りました。神栖市にお住まいのお客さまが、水のトラブルでお困りだということ。とても困っていらっしゃるということなので、急いで現場に急行することにしました。
指定された住所は、港公園や息栖神社のあるエリア。海が近いせいか、プーンと磯の香りもしています。少し車を走らせ、民家と民家の狭い路地を入っていったところに、お困りのお客様のお宅がありました。この地に昔からある趣きの、ご立派な佇まいのお宅です。
鉄の呼び鈴がドアの所に付いていたのでコツコツと鳴らすと、70代くらいのおばあさまが顔を出してくれました。「待っていたのよ。早く上がって」威勢の良い声でむかえてくれました。
■和式トイレと水道トラブル
トイレの詰まりが起こっていたのは、1階の奥にある和式トイレ。かれこれ40年近くお使いになっているそうです。陶器製のとても良くできた造りのトイレで、ヒビひとつ入っていないことにも驚かされました。
和式にありがちな、トイレットペーパーが詰まりやすいということもあるので、ためしに細長いワイヤーでつついてみたところ、案の定大量の紙くずが付いていました。何重にも重なった紙が水をせき止めていたようです。
さっそく手持ちの工具を見直して、専用の修理道具を出しました。和式トイレ用のラバーカップを出して、つまりが気になる箇所にあてがいます。何度かラバーカップを押しつけると、少しずつ水の流れが生まれてきました。
パイプの中をキレイにする洗浄機を用いて、作業は終了。ためしに水を流してみたところ、問題なくトイレをお使いいただける状態でした。「ほっとしました。ありがとう」お客さまが冷たい麦茶を持ってねぎらってくれました。同じようにお困りの方がいれば、ぜひご相談ください。
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