洗濯機周辺の水漏れ修理対応
茨城県のお客様から「洗濯機周辺から水漏れしている」というご連絡をいただきました。なんでも、朝いつものように洗濯をしていたところ、洗濯機に給水するための蛇口付近から水が漏れているのを発見したとのことです。そのときにはもうすべての洗濯工程が終わっていたためどこでどのようにして水が漏れたのかを確認することができなかったし、自分がなにかしてしまったのではと焦っていらっしゃいました。蛇口付近の水漏れは珍しいことではないため、お客様のせいではないと思いますとお伝えします。しかし水漏れというのはどんなに些細なものでも焦ってしまうものですし、すぐに向かうことにいたしました。
車を30分ほど走らせ、一軒家に到着です。3階建てで比較的新しそうに見えましたが、今回お電話をくださった奥様いわく、ちょうど先日外壁塗装をしたとのことでした。外壁以外も綺麗にされていますがもう築14年ほど経つ家で、家族三人で暮らしているそうです。中学生の娘さんがいらっしゃるというお話もしてくださいました。
そんな話をしつつ今回のご依頼についても確認し、さっそく作業に入ります。電話であらかた話を聞いていましたが、改めていろいろ伺ってみると、どうやら壁と蛇口の間付近から水が漏れているように感じたという有力な情報を得ることができました。壁と蛇口の間ということは蛇口のシールテープが劣化している可能性が濃厚です。シールテープというのは蛇口と水道管との接続部分に巻かれているもので、これがあることで隙間をしっかりと埋めることができます。しかし長年使っているうちにそのテープが劣化して破損することも珍しくありません。隙間を埋めるものが壊れてしまうということは隙間ができてしまうということですから、水漏れにつながってしまうのです。
ひとまずシールテープの劣化であるということを念頭に置き、止水栓を閉めたことを確認し、給水ホースを外して蛇口を解体していくことにいたしました。蛇口を取り去ると、そこにはシールテープの残骸とも言えるものがこびりついていました。それらを念入りに取り去り、新しいテープを巻いてもとに戻していきます。テープは蛇口と水道管の状態によって巻数が変わってくるため、万が一自分で行う場合には十分に注意する必要があります。すべてをもとに戻して最終チェック、もう水が漏れることはありませんでした。これにて作業は終了、お客様にも喜んで頂くことができました。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
[記事一覧を見る]