台所の蛇口水漏れを修理しました
茨城県のお客様からのご依頼です。内容は台所の水漏れで、蛇口部分の不具合ではないかということでした。
水漏れでご連絡いただくお客様の中には焦ってしまう方も多いなか、今回のお客様は冷静にお話ができるため、どのような症状なのか伺ってみることにします。
すると、台所水道のレバーを引き上げるとそのレバーの根本から水がそこそこの勢いで漏れてくる、という内容でした。レバーを下ろす、つまり蛇口を締める状態にすればその水漏れも収まるためそこまで焦ってはいないものの、やはり水道を使うたびに漏れているのは困るため、連絡をしたのだそうです。お話を伺った時点で、バルブカートリッジの破損であることが濃厚だと感じました。
バルブカートリッジというのはその名の通りバルブのカートリッジのことであり、シングルレバー混合水栓の部品の一つです。レバーを上げ下げしたり、左右に振ったりすることで消耗していってしまいます。シングルレバー混合水栓は従来の蛇口、ハンドル混合水栓よりもメジャーになりつつあり、台所以外の水回りでも広く使用されているものなので目にしたことがあるという方も少なくないことでしょう。そしてこの水栓で最も多い水漏れ事例が、今回のお客様同様レバーの下から水が漏れるということなのです。
現在お住まいなのは築13年ほどになるマンションとのことですので、経年劣化していてもおかしくありません。ご予定を伺い、その日の午後に伺うことにいたしました。
現場となる東浦町のマンション最上階、6階のお部屋に到着すると、奥様が迎えてくださいました。旦那様はお仕事、小学生のお子様は学校とのことです。
お子様が帰宅する前に直ると嬉しいとのことでしたので、すぐに作業をはじめました。止水栓をしめ、レバーを外していきます。事前に伺っていた型番と照らし合わせた新しいカートリッジに付け替え、再び同じ手順でもとに戻して完了です。
実はバルブカートリッジは型番のみ間違えなければ、比較的簡単に行うことができる作業なのですが、意外と違うものを購入してしまったり、蛇口によっては手順が変わってきたりするものでもあります。始めからご相談いただくのはもちろん、自分で直してみようと思ったが途中でわからなくなってしまったという場合でも対応可能ですので、是非ご連絡ください。
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