丹波市の住宅に急行し突然起きたトイレつまりを解消

兵庫県の内陸に位置する丹波市は市内の多くが丹波山系の深い山並みに囲まれ、緑豊かなエリアです。市街地や住宅街は山系を貫く加古川、あるいは竹田川沿いの低地に発展しており、厳冬期には積雪も発生します。黒井城を始め史跡も豊富です。
お客様から「トイレつまりを解消して欲しい」と急な依頼を頂いたのは寒さがようやく和らぎ始めた3月上旬。加古川沿いに営業車を走らせ到着したのは築30年以上はあると思われる、趣ある和風2階建て住宅でした。お客様は老夫婦2人でお住まいで、問題のトイレは1階の長い廊下の最奥。「腕力が無く自力では解決出来なかった」という便器は汚水が一杯近くまで溜まり、周囲にはラバーカップ等が乱雑に置かれ悪戦苦闘ぶりを窺わせる状況でした。さらに事情を伺うと「決して硬い異物や溶けない紙は流しておらず、トイレットペーパーと汚物のみ」との事。状況から加減圧による破砕で貫通出来ると思われ、その旨見積りを出しお客様に了承を頂きました。幸いトイレの設備は新しく、配管の漏れや破損の不安無くローポンプを投入する事が出来ました。
ローポンプの口を便器の排水口に隙間なく取り付け、じんわりとレバーを前後させ加減圧を繰り返します。最初は硬くつまっていた異物も数分程経つと次第に細かく砕けて奥へと流れ始め、15分程すると完全に流去しスムーズに水が通る様になりました。溜まっていた水位も元通りとなり、透明・清潔な排水が復活。他の不具合も特に見られなかった事から養生を撤去、トイレ全体清掃し作業を完了しました。依頼時は不安一杯だったお客様も、美しく快適な仕上がりを見て心から安堵されていました。
軽度のつまりなら大抵の場合自力での解決が可能となりますが、今回の様に、体力や技術、経験的な問題から不可能なケースも出てきます。そんな時は無理をせず、プロの修理業者に依頼した方が素早く解決出来ます。また平時から定期点検や洗浄を依頼する事により、更なる安心感を得る事も可能です。