神戸市須磨区で蛇口のカートリッジ交換と排水溝のつまり修理を行いました

神戸市須磨区のお客様は、10年以上キッチンの蛇口をお使いとのことで、劣化が原因なのか水漏れが起きているので対応して貰えないだろうか、それと排水溝もつまっているので対応して欲しい、このようなお電話を頂きました。

お客様のご自宅にお邪魔させて頂いて点検を行ったところ、水を流すとレバーの付け根部分から水が溢れて来ました。内部にはカートリッジがあり、その部品が劣化していることで水漏れが起きているので、その部品を交換することで対処できると考えられます。つまり自体はそれほどひどくはないのですが、そのままにしておくと症状が悪化しますので、パイプや排水トラップを外して内部を洗浄しておきました。

原因を探るため、キッチン下の収納内にある止水栓をお湯と水とそれぞれ止水、その上で蛇口の分解作業に入ります。最初にレバーを外して、本体カバーを取り外すとカートリッジが見えます。カートリッジにはひび割れが生じていましたので、これが水漏れの原因であることか判明しました。

ちなみに、カードリッジの寿命は使用頻度や材質などにもよりますが、一般的には5年から10年の耐用年数といわれていますので、ちょうど寿命を迎えるタイミングといっても過言ではありません。

そもそもカートリッジの材質の大半樹脂、混合切り替え機能部分はセラミック、それ以外は金属やゴムでできています。レバー式タイプは、ハンドル回転式タイプと比べると精密な構造をしていますので、丁寧にかつ優しく使い続けるとお客様のように長持ちします。

ハンドル回転式タイプは、内部にコマパッキンやスピンドルなどの部品が使用されていて、その大半は金属です。ゴムや樹脂は僅かで構造はシンプルで丈夫などの特徴がありますので、定期的にパッキンを交換すれば30年前後は使えます。今回は、カートリッジを新しいものに交換すれば水漏れが改善されますので、お客様にカートリッジ交換の了承を得て作業しました。

カートリッジ交換を完了させて、レバーや本体カバーの取り付け、そして止水栓を開けて水が流れること、水漏れがないことを確認しました。作業に使った道具類を片付け掃除、その後でお客様にも動作の確認をお願いして問題がないとのことでしたので作業終了です。