神戸市須磨区の住宅に急行しトイレのつまりを解消

神戸市西部にある須磨区は南端が穏やかな瀬戸内海に面し、白砂清松の須磨海岸が広がる風光明媚なエリアです。市内有数の海水浴場としても知られており、その内陸にかけては大規模なベッドタウンが発展しています。今回依頼のあったお客様も閑静な住宅街にお住まいでした。
年始の仕事がスタートし緊張感も漂う1月上旬、地域を巡回中早速トラブル解決の依頼が舞い込みました。内陸に営業車を20分程走らせ到着したお宅は築10年程の落ち着いた雰囲気ある和風住宅。対応して頂いた奥様によると「トイレットペーパーと汚物を大量に流し過ぎてしまったせいか、突然つまりが発生してしまい困っている。腕力が無くラバーカップを効果的に使えないので、ヘルプをお願いした」との事でした。
トイレに案内され中を見ると、乱雑に用具が置かれた真ん中に未だ排水が溜まり、澱んでいる洋式便器が目に飛び込んできました。想像以上につまりの程度は酷く、ためしにラバーカップを使ってみましたが改善しません。幸い異物はトイレットペーパーのみとの事でしたので、思い切って低圧ポンプを用い纏めて押し流す方法を採りました。
比較的柔らかい紙等の異物に対しては、強力な圧力を掛け破砕出来る低圧ポンプが威力を発揮します。ただ配管や便器に過度な負担を掛けない様、注意しつつ操作しなければなりません。丁寧にレバーを前後させ加減圧を掛け続けた結果、10分弱で紙が砕け奥へと流れてゆく感触が伝わってきました。それにつれ便器の水位もスーッと下がり元通りの位置へ。何度かレバーを開け排水を流しても全く支障が無くなった為、完全に解消したと判断、作業はこれで完了となりました。「トイレが1つしかない上に夫が仕事に出ており1人では解決出来ず、不安で仕方なかった」という奥様の表情にもようやく安堵の笑顔が戻り、こちらも安心して次の現場へ向かう事が出来ました。
つまりの程度が酷いと、ラバーカップだけでの解決が難しいケースも出てきます。特に腕力や経験の無い女性にとっては辛く、困ったら躊躇せず修理業者に連絡されるのがベストです。