今回ご紹介するのは、加古川市において洗面台の排水つまりを修理した事例です。加古川市のマンションにお住まいのお客さまから、「洗面台の水がうまく流れない」との内容でご予約をいただき、ご予約時間に合わせてご自宅に伺いました。
問題の洗面所を拝見すると、お客さまがおっしゃる通り、水が洗面ボウルに溜まったままの状況で、一向に水が引いていく様子がみられません。念のため、何らかの落下物の可能性がないかをお尋ねしたところ、普段からヘアキャッチャーを使われているので、その心配はないと思うとのご返答でした。こちらのお宅のヘアキャッチャーは、金属製の取り外しができるタイプのヘアキャッチャーでした。
洗面ボウルに溜まっている水を全て抜いてから、どの部分でつまりが生じているかの点検作業を行います。すると、洗面台下のSトラップと呼ばれる排水トラップの内部に、黒っぽいどろどろとした物が付着しているのが分かりました。お客さまに何らかの薬剤を使っていないかをお尋ねしたところ、排水管用のクリーナーを使ったと話されておりましたので、黒っぽい物の正体は、薬剤の残りであると判明しました。
一般家庭における排水管のつまりの原因は、髪の毛や石鹸カス、ヘドロといった汚れが中心ですが、今回のように排水管用の薬剤が原因でつまりが生じてしまうケースも意外と多いものです。薬剤を使用後に十分な量の水を流していないと、薬剤が残ったままになってしまうため、正しい用法を守って使用することが大切です。
今回のつまりは、比較的軽度なものでありましたので、ローポンプによるポンプ作業の見積もりをご提示し、お客さまの承諾を得て作業を行いました。ローポンプのハンドルを動かして、手動で繰り返し圧力を掛けるうちに、薬剤やヘドロによるつまりが無事に取れました。ポンプ作業を終えて蛇口から水を流してみると、洗面ボウルに水が溜まることもなく、スムーズに排水する様子が確認できました。
施工日 | 2024年05月16日 |
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エリア/担当店舗 | 加古川市 |
症状 | 洗面つまり |
お見積もり料金 | 8,000円 |
施工料金 | 8,000円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 30年 |