兵庫県伊丹市 2 階建て一軒家の事例
日曜日の午後 3 時過ぎに兵庫県伊丹市にお住いの 30 代男性から「洗濯機を設置したら蛇口から水漏れがして洗濯ができない」というご相談の電話がありました。
水漏れの様子や蛇口の形状などを教えていただき、交換部品などを準備してすぐにお客様のお宅に向かいました。
お客様の 2 階建てのお宅は、学校が近くにある、古い家なども多くある住宅街にありました。
家の入口にある車庫には軽乗用車のトラックが置いてあり、奥様がこちらの社用車を見つけてくれたのか、チャイムを鳴らす前に迎えに来てくださいました。
奥様に案内されて、広めのダイニングキッチンの壁際にある洗濯機の所まで行くと、依頼の電話をかけて下さった旦那様が接続されている蛇口のあたりを調べていました。
挨拶を済ませるとすぐに旦那様が「自分で自分でネット注文した物を設置したんだけど、蛇口の隙間から少しずつ水が漏れてきてしまう」と蛇口をひねって教えて下さいました。たしかに少しずつ水が漏れてきていました。
聞いた話では、大阪にもアクセスしやすい伊丹市の空き家を知人から安く譲り受けたらしく、今住んでいるアパートから洗濯機などを軽トラックで運び、ご夫婦で引っ越しをしていたようです。
荷物の搬送は終わったので、早速洗濯機の取り付けをネットの動画を見ながら行ったけど、うまくいかなかったと仰っていました。
「いったん何が原因となっているかを詳しく調査します」と言って、蛇口が閉じている状態で、接続さレている給水チューブを外しました。
接続するノズル部分を確認すると、メッキがはがれて給水ホースとの間に隙間が生じたのが原因でした。
旦那様と奥様にそのことを伝えると「そんなの気づかなかったです。取り付けたときに削ったりはしてないと思うけど」と仰るので「これは経年劣化していたメッキが、以前の洗濯機をとりはずしたときにはがれてしまったのだと思います。交換の目安が 10 年ぐらいですから交換の時期が来ていたのだと思います」と伝えると「なるほど」と納得して下さいました。
交換部品と道具を社用車から持ってきて、新しい蛇口に付け替え工事を行い、洗濯機の給水ホースを接続して開栓をして、水漏れしないことを確認して洗濯機周辺の蛇口の水漏れの修理作業は完了しました。
洗濯機も正常に給水・排水できることを、旦那様と奥様と一緒に確認しました。
「これでコインランドリーに行かなくて済んだな」と旦那様が話していて奥様も笑顔で喜んでいました。
「だけど、今日は引っ越しでくたくただからどこか外で食べよう」と奥様が言っていて旦那様も笑いながらうなずいていました。
支払いをしていただいてから、お二人に見送られて、近所の子供たちの声が響く住宅街を抜けて、新生活の手助けができたことへの嬉しい気分で帰社しました。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
[記事一覧を見る]