兵庫県淡路市にて浴室の浴槽で発生した水漏れの修理作業事例
平日の 11 時ごろ兵庫県淡路市にお住いの 60 代の男性からお電話をいただきました。
浴槽の水が漏れていてお湯が張れないというご相談内容でした。
「浴槽は数時間で空になっていた」とお聞きしたので、ゴム栓の劣化の可能性が高く、浴室の他にゴム栓の形状もお聞きして準備をして出かけました。
お客様のお住まいは畑に隣接したいわゆる農家住宅でした。
入口に社用車を駐車して玄関でチャイムを鳴らすと、先ほど電話をしてくださった旦那様と一緒に奥様も出迎えて下さいました。
浴室は、玄関をあがって奥に進んだ、農作業の道具などが置かれた大きめの勝手口の隣にありました。
聞いた話では、昨日お風呂に入ろうとしたら半分程度しかお湯が張ってなかったので、シャワーで済ませて、そのあとまた浴槽を見ると空になっていたそうです。
念のため、今朝農作業に行く前にしっかりとゴム栓をして水を張り、印をつけてでかけ、その後昼前に二人で戻ってきて確認すると空っぽになっていたので電話をしたとのことでした。
お風呂の浴槽の水漏れは、浴槽の壁のひびから漏れる場合と、ゴム栓の劣化により排水溝に漏れる場合が多くあります。
ひびがないことを確認して、ゴム栓を見てみるとゴムの経年劣化によりだいぶ硬くなっていて細かな割れ目もみられました。
試しにゴム栓をして水をいれると数分で明らかに水位が下がったので、社用車から同じサイズのゴム栓を持ってきて、それに交換しました。
その後水漏れしないことを確認して浴室の浴槽からの水漏れの修理作業を完了しました。
旦那様は 10 年ほど前に早期退職をして、淡路島の畑付きの空き家を購入後に移住して、それからは夫婦でたまねぎやブロッコリーを栽培して悠々自適に暮らしているそうです。
浴槽も以前からあったものをきれいにして使っていたらしく、ゴム栓は何十年前の物かわからないねと笑って話していました。
転勤族でいろいろな場所に住んだそうですが、都会へのアクセスも良く、自然にも恵まれ、瀬戸内海式の温暖な気候で一年を通して過ごしやすい淡路島がとても気に入り、退職したらこちらに移住しようと考えていたところ、この物件があることを知り、思い切って夫婦で移住してきたそうです。
魚も新鮮でおいしく、本当に良い場所だと旦那様が仰ったので、刺身が大好きな私も季節ごとの魚について少しお話を一緒にしました。
「おかげさまで今日はゆっくりお風呂で温まれるわ」と奥様も喜んでいました。
支払いの後、玄関で挨拶をしてから、畑が広がるのどかな街並みを見ながら帰社しました。
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