淡路市での洗濯蛇口水漏れ修理例
昨日は久しぶりに大学時代の先輩に会いました。というのもどうやら先日引っ越しをした際に洗濯機を業者に搬入設置してもらったところ、水漏れを指摘されたらしく、Lineがあったのです。
この先輩というのが変わり者で昔からどんなときでもニコニコしている人で見た目の通りお人よしな性格をしており、学生時代はそのせいもあってかしょっちゅう怪しげなセミナーに勧誘されたり、ツボを買わされそうになっていました。
当時の事を知る人間は私と先輩のお嫁さんになるのですが、昔はこの三人でよくボーリングやカラオケなどをして青春時代を過ごしました。
コロナ禍以前に行った新年会以降久しく会っていなかったのでどうしてるかと心配していましたが、元気そうで何よりです。
とはいいつつ今回の事も何かしらの裏があるのではないかと勘繰ってしまうのも事実。とにかく最短で行ける日時を伝えて伺いました。
到着すると事前に教えられていた部屋番号を確認するまでもなく渡り廊下へ奥さんの怒号が鳴り響きます。聞き耳を立てるとどうやら先輩が寝坊してしまったらしく「もうすぐ○○君来るよ!早く着替えてよ!!」と見なくても中の様子が想像できてしまいました。
私は笑いを堪えながらもインターホンを鳴らすと、寝ぼけ眼で今回の主人公がお出迎え。
ここで昔話に話を咲かせたいところではありましたが、仕事が終わったら三人で飲みに行く約束をしていたのでその気持ちをぐっとこらえて先ずは事情を話してもらいました。
話しによると洗濯機やその周辺金具等は新品らしく問題ないのですが、もともと取り付けられていた蛇口が劣化していることが原因で水漏れを起こしていると設置業者より伝えられたとの事。
この時点で少し嫌な予感はしていたのですが、残念ながらそれは的中してしまいました。
とういうのも実際に状態を確認してみると、蛇口含めすべてのパーツには何も問題はなかったのですが肝心の取り付け手順を間違えており、それが原因で水漏れを起こしていたのです。
最近の洗濯機は昔の物とは違い給水ホースと水栓の接続には専用のカプラーをかませてワンタッチで行えるものになっていますが、その部分が上手く取り付けされていない事が原因でした。
詳しく説明すると、このカプラーには四か所にプラスドライバーで締め付けられるネジが付いているのですが、そこだけ締め上げられているだけで肝心の本体を回して内部のパッキンと密結させる手順が抜けていたのです。
これは取扱い説明書を見れば書いてあることなので普通は見落とす箇所ではないのですが、若い人が作業をされていたというお話でしたので分からなかったのでしょう。
それにしても自分のミスを棚に上げてそれをあたかも最初からそうであったかのように伝えるのは間違っています。今回はたまたま私が先輩とつながりがあったので事なきを得ましたが、学生さん等の引っ越しシーズンに増える【この手】の依頼には正直複雑な気持ちになります。
とはいっても作業自体はとても簡単で、特別な工具も使用することなくカプラーを時計回りに手で絞めておしまいです。電話でもっと詳しく聞いていればわざわざ来なくてもよかったところではありますが、それより久ぶりの友人と仲を確かめたかったというのはここだけの秘密です。
ともあれ一件落着し、そのあとは三人で今回の出来事に関する愚痴大会を行ったのですが、終始奥さんが「どうでも良いけど、アンタがもっとしっかりと見ていればこんな事にはならなかった」と先輩を責め立てていたので少し気の毒になりつつも酒は進みました。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
[記事一覧を見る]