淡路市の台所水漏れに対処しました。
今日は朝1の現場が急遽キャンセルになった為、午前中は少しゆっくりする事ができました。
とは言っても仕事中ですので車内の整備や水道修理用部材の確認などやることはあります。
それでも普段からある程度は把握しているので時間を少しばかり持て余してしまった事は否めません。
予定していたのは松帆神社の近郊にある住宅街での給水菅工事でしたので数日前には準備を済ませ、普段より1時間早く行動していましたが、日ごろの行いが良くなかったのかいつもこういう時に限って何かしらのアクシデントに見舞われる気がします。
ついでなので厄を落とす意味も込めて参拝でもしていくかなぁと軽い気持ちで神社のほうへ立ち寄ってみると、12月なのに七五三詣?何やらかわいらしくおめかしをしたお子を連れたご家族の方々がおり、恥ずかしながら独身貴族の私は気配を消して隅っこへ身を隠す以外に術を思いつきませんでした。
朝っぱらから作業着姿のおじさんがこんな事をしていたら周囲の方々に怪しまれてしまうのですぐさま退散です。
後でネットで調べてみた所、例年11月までの所を今年は延長したみたいですね。
そんなこんなで行き場を失ってしまった私はビーチ近くのコインパーキングに車を停めて、中でモンキーレンチやプライヤーなどのよく使う工具を研磨剤で磨き、油を指すことしました。
荷物の整理も済ませ途方にくれそうになっていたタイミングで一本の作業依頼メールが届きました。内容を見てみると、どうやら近所にお住まいのご家庭で台所の床から水が大量に流れ出てきているという事。
現段階ですでに何社か問い合わせをしており、最短で来てくれる業者を探していますというメッセージがありましたので直ぐに電話を掛けて凡その到着時間をお伝えすると、私が一番はやかったみたいでそのままアポイントメントを頂くことができました。
現場に到着してご挨拶を済ませ、早速2Fにあるというカウンター式キッチンを見せてもらいました。すると確かにシンクとフローリングの間に水が溢れてしまった痕跡があり、その時は拭き取られていた状態だったので何もしなければそれ以上悪化しそうにはなかったのですが、確認で排水を行うとやはりじわじわとしみだしてきます。
この時点で給水や給湯管の線はほぼなくなりましたのでターゲットをドレン(排水)に絞り注意深く付近を探っていくと、収納スペース内の化粧底板を外した下のパイプとホースの継ぎ目には油で白く濁った汚水がひたひたにオーバーフローしていました。
この現象は上層階に台所を構えるご家庭に多く、床下での限りないスペースで菅の勾配が不足していると起こりやすいです。そのためマンションなどの集合住宅では不動産や仲介業者の手配で清掃業者をいれたりするケースも多いのですが、個人所有の戸建て住宅ではそういう事はしないので実際に症状が発生してからの対処となります。
ともあれこれがパブリックや複雑な仕組みの施設などだと大仕事になりますが、一軒家なら比較的簡単に直ってしまいます。
私はすぐさま工作車からトーラーというステンレスワイヤーをらせん状にした電動ツールをとりだし、排水管の中へおくりこみゴリゴリと洗浄していきました。
ある程度進めていくとジャストポイントに到達し、途中で戻ってくるような感覚がありその後一気に抵抗が軽くなりました。
ここまでであらかたの詰まり物質は取り除けたとは思うのですが、やっつけ仕事ではまた同じことの繰り返しとなってしまう為念には念を入れて外壁の側面へ露出されている縦菅までの
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