赤穂市にお住いのお客様から、洗濯機を新しくしたけれども蛇口が邪魔して設置できないので蛇口の位置を変えて欲しい、それと排水口もつまっているのでそれも対応して欲しいといったご要望を頂きました。現在お使いになっている水栓金具は昔からの定番ともいえるハンドル式タイプで、蛇口の先に洗濯機への給水ホースを取り付けるタイプです。蛇口の先は回転するので、下方向に向けていると邪魔になるときには真上に向けて使うこともできます。
学校の水飲み場にも、このようなハンドル式の水栓金具が使用されていて、手を洗うとき蛇口は下向き、水を飲むときには上向きといった具合に用途に応じて回転させることができるメリットがあります。お客様からのご相談では、蛇口を上側に向けても洗濯機にぶつかってしまうので、蛇口そのものを上に移動できないだろうか、このような内容でした。
お宅にお邪魔して拝見したところ、蛇口の位置を変えるとなるとかなり大掛かりな作業になり、コストも割高になってしまいます。そこで、コック式タイプの水栓金具をご提案させて頂きました。コック式は、通常のハンドルといったものがなく回転させる部品にでっぱりがあり、そのでっぱりが下を向いていると水が流れて右に向けると止まる仕組みです。そのため、ハンドルの閉め忘れといったことが起こりにくい(でっぱりの方向で判断できる)、仮に洗濯機のホースが外れてしまったとき安全ストッパーの機能があるので水が噴き出さない、蛇口の値段はそれほど高価ではない、このようなメリットがあります。
蛇口の位置を変えるとなると、壁に穴をあけたり水道管を伸ばしたり、工数が発生しますが、コック式なら交換だけで済みます。洗濯機の高さも、コック式に換えれば問題がありません。このようなことから、納得して頂けました。なお、作業はそれほど長くはかかりませんが、元栓を閉じる必要がありましたので、お客様立ち会いの下で元栓を閉じてから蛇口交換を行いました。
排水溝は、部品を外してから内部を高圧洗浄機で洗浄して対応しました。洗濯機の排水溝には糸くず・衣類に付着していた泥・埃・洗剤のカス・毛髪など、いろいろなものが流れる場所です。コック式蛇口に交換して、洗濯機を防水パンに入れてホースを取り付けました。最後に、お客様に立ち会って頂いて元栓を開けてから洗濯機のテスト運転、水が流れることを確認して作業終了です。
施工日 | 2024年06月04日 |
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エリア/担当店舗 | 赤穂市 |
症状 | 洗濯蛇口交換 |
お見積もり料金 | 12,300円 |
施工料金 | 12,300円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 20年 |