明石市にお住いのお客様から、トイレの水が流れにくくなっているので修理をお願いしたいといったご相談を受けました。お話をお聞きすると、水を流した後に便器から変な音がする、水位が下がらないなどつまりの予兆が起きている状況でしたので、そのことをお伝えした上でお客様のご自宅に出張修理することになりました。
タンクレバーを回して水を流すと、便器の奥からボコボコといった音が鳴る、便器の縁近くまで水位が上昇して暫くすると下がる、しかし正常な位置まで下がらないといった状況確認しました。それと気になったことは、タンクから流れる水量が少なかったことです。もしやと思い、お客様にタンク内にペットボトルを入れていますか、といった質問をさせて頂いたところ、3本ほど入れているとのことでした。
ペットボトルをタンクに入れると水増しになり、使用する水量が減るので節水効果を期待することができます。タンク内の水量は便器の汚物を排水溝に送り出すために必要なもの、この水量が減ると十分な水圧にならないのでつまりが起こりやすくなります。さらに、タンク内の部品の動きを邪魔して故障の原因になることもあります。このような説明をさせて頂いて、ペットボトルを取り出すことをご提案しました。
つまりの症状は軽度でしたので、今回はラバーカップを使って内部のつまりを改善、これに加えてワイヤーブラシで汚れを取り除きました。タンクの蓋を開けたとき、ペットボトルが3本沈んでいましたのでそれを取り除く、20年近くお使いのタンク内は黒カビが発生していたので、洗浄をご提案しました。パーツを外して劣化の確認、そして洗浄を行ってから内部もきれいに洗い流しました。ちなみに、タンク内の洗浄後の汚水はポンプを使って汲み上げ、便器には流しません。これを流せばつまりの原因にもなるからです。
タンク内の洗浄を終えた段階でお客様に確認して頂いたところ、とてもきれいになって良かった、水を流したときもスムーズに流れるようになったなど喜んで頂けました。
施工日 | 2024年05月23日 |
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エリア/担当店舗 | 明石市 |
症状 | トイレつまり |
お見積もり料金 | 12,500円 |
施工料金 | 12,500円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 20年 |