トイレタンク内が原因の水漏れに対応いたしました
今回は明石市のお客様よりご依頼がありました。内容はトイレの水漏れです。
ご連絡くださった奥様いわく、昨晩から便器内にチョロチョロと水が流れ出ているのだそうです。もちろん流しっぱなしにしているわけではありませんから、明らかに水が漏れているというとのことでした。
はじめはしばらく放っておけば収まるだろうとご主人様がいうのでそのままにしていたのですが、止まるどころか量が増えている気さえしましたし、古い家でドアや壁も薄いことから、寝室にいても水の音が聴こえて眠れないと一緒に住んでいるお孫さんにいわれてしまったため直してほしいということでした。
便器内の水漏れにはいくつか原因がありますが、止水栓を止めていただくことで水の流れを止めることは可能です。しかしあくまでもその場しのぎの対処法であり、このままではトイレを使うことができません。お客様の御都合を伺い、現場へ向かうことにいたしました。
お客様のお家は築20年ほどだそうで、ご主人さまと奥様、娘さん、保育園と赤ちゃんのお孫さんという5人暮らしだそうです。いわゆる旗竿地に建っているため見つけるのが少しだけ大変でしたが、なんとか辿り着くことができてよかったです。
一通りお話をしてからトイレを確認いたします。ちなみに一軒家ですがトイレは一階にしかないとのことで、少し不便だとおっしゃっていました。ひとつしかないのであればなおさら早く直して差し上げたいと思いました。
現在は止水栓を止めているため水が流れている様子は確認できませんが、再度開いてみたところ、やはりチョロチョロと流れ出ているのが見て取れます。恐らく、タンク内でなにかが起きているのでしょう。
再び止水栓をしめてからタンクを空けます。ちなみに手を洗うところがついていないタイプの便器です。
中を覗いてみると、浮き球と呼ばれる部品が破損していました。この部品はゴムフロートという栓の開閉に必要不可欠なものです。少し割れてしまっているため、水が入り込んだりして浮力が足りなくなったりしたのだと思います。新しいものに交換すれば問題なく作用するようになるでしょう。
念のため他のパーツも確認し、劣化が見られるものはお客様に確認していただきながら新品へと替えていきました。
これでもう水が漏れることはないためお孫さんも安心して眠れるかと思いますとお伝えすると、とても安心されたようで良かったです。
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