ペットによるトイレつまりの解消
今回ご依頼があったのは行橋市のマンションからでした。トイレが詰まってしまい、何をしたら良いのかわからず困っているとのことです。より細かな部分をヒアリングしたところ、どうやらいつものように水を流したところ、一気に便器内の水位が上昇、危うく溢れそうになってしまったのだそうでした。いまは水が便器内に溜まった状態で放置しており、手元にラバーカップはないしネットで調べたことをやろうとも思ったけれど下手に手を出してこれ以上悪化したら困るということで連絡をした、という流れです。トイレのつまりは簡単に直すことができる場合もありますが、つまりの原因がわからない状態で対処してしまうとそれが逆効果となり悪化してしまう恐れもあります。お客様にはそのままの手を付けずにお待ちいただき、すぐに向かうことにしました。
お客様のお家は4階建てマンションの2階部分にありました。戸数はそこまで多くなく、小さくまとまった賃貸マンションです。まだ比較的新しいことが予想されます。お客様は30代の女性で、一人暮らしとのことでした。
早速お部屋に向かってみると、猫を発見しました。なんでも先月から飼い始めたとのことです。
もしかしてと思い、猫砂について聞いてみると、案の定流せる猫砂を使っていました。猫砂の中には流せるものもあるのですが、一度にたくさん流したり、ペットの毛や糞が多く含まれていることによってトイレつまりの原因となってしまうことが考えられるのです。おそらく今回のトイレつまりの原因も、この猫砂であると考えて良いでしょう。
そのように思いながら現場となるトイレを見てみると、その可能性が高そうだと感じました。猫砂によるトイレのつまりは軽度なものであればラバーカップなどで対処可能なため、まずはその方法を試してみることにしました。一般流通しているものとは少し形状の異なる業務用のラバーカップで数回押し付けてみます。しばらく続けてみると、つまりがとれて水が正常に流れていきました。お客様にも確認いただき、作業はこれにて完了です。猫砂はたとえ流せると書いてあったとしても流さずに捨てたほうがよいことや、一度詰まってしまったトイレには特におすすめできないことなどもお話させていただきました。
自分で対処できるような軽度の症状であってもすぐに駆けつけますので、少しでもお困りごとがあったならばぜひご相談ください。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
[記事一覧を見る]