風呂のつまりの修理施工事例
北九州市八幡西区のお客様より浴槽の水を抜くと洗い場の床に水が溢れだしてくるとご相談を頂きました。毎日浴槽にお湯をはるので毎回のストレスが凄いのと最近だとシャワーを使って洗い場で身体を洗っているだけで足元に水が溜まり始めてしまうようになったというお話です。
風呂つまりが起こり始めた頃に目で見える範囲のゴミは取り除いたし市販のパイプ洗浄剤を使ってみたそうですが症状が改善しなくて困り果ててご相談されたそうです。
お客様のご自宅は、築20年以上経ったマンションでした。エレベーターが無い造りなので機材を持って階段を上がりましたが例えば3階なら1列にドアが並んでいて両サイドに階段があるのでどちら側から帰宅しても最短で上に上がれる造りなのが便利だなと思いました。
エントランスのようなものは無く集合ポストが並んでいますがそこがかなりの広さがあって各家庭の私物を置くゾーンがあるのが珍しく驚きました。大通りに面している上に外からは、見ずらい所にあるので盗難などもあまり心配なさそうです。
後程お客様に質問するとエレベーターが無い造りなのでベビーカーや自転車など階段で運ぶのが大変なものがあるのでそれを解消するための大家さんのアイデアだそうです。
お客様は、20代位の若いご夫婦で小さなお子さんがいるので毎日のお風呂は欠かせないそうです。色々工夫しても直らなくて特にお子さんが排水から逆流してきたお水の部分に触れるので不衛生でお困りでした。
早速、現場で点検開始です。今は水が無い状態になっていますがこの状況になるまで数時間かかるそうでそこから考えると奥の方で詰まりが起きている可能性が高いです。専用の器具を置くまで差し込んで状態を見ると塊があることが分かりました。
そこを何度か取り除こうと試みましたが中々硬く難しいので強力な圧力をかけていくと少しずつ詰まりが取れていきました。いくつかの塊が逆流してきましたが一つは小さなおもちゃらしきものに髪の毛やヘドロが絡みついていました。
掃除の際に落としたかもしれないと仰っていました。大きな詰まりが取れた時点で業務用の排水管掃除の薬剤を流し入れて洗浄を行いました。その後、バケツで水を一気に何度か流しいれてみると無事逆流せずに排水されるようになったのでこれで修理は完了です。
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