北九州市の若松区で酷いお風呂の詰まり改善作業
気温が上昇してきた5月のとある日、北九州市若松区の住宅にて修理をしてきた話です。お昼頃にお風呂がまったく排水できず困っていると電話を頂いて、早速伺う事になったのです。その現場は若松区の中でもみどりも豊かな、二島駅のそばです。この付近の住宅地はイオン若松が利用しやすく、近くには響灘緑地など見どころの多い環境です。現地に向かうと築20年ほどの2階建て住宅で、高齢の家主は庭を綺麗にしているところでした。
挨拶も早々にさっそくお邪魔しますと、築年数よりずっと綺麗なお宅で、お風呂場についてもカビもない綺麗な状態でした。しかしお風呂に真っ白いお湯がたっぷり溜まっているような状態でした。話によるとここ2週間くらい流れが悪くなっていたようで、そこに加えて毛布を丸洗いしたところ完全なお風呂つまりが発生したということです。原因は排水パイプにゴミが溜まったことだと予想できましたので、すぐに修理の開始です。
まずお風呂の中を確認しますと毛布が入っている状態で、それを洗濯機に運ぶ作業までサービスしたので腰に来てしまいました。次に電動ポンプを持ち込んでの排水作業です。これは電動なのですぐに完了したのですが、目視した感じだとそれほど異物が詰まっているようには見せません。
構造的に考えると恐らく排水トラップのところに溜まっているのだと考え、ブラシのついたワイヤーのクリーナーを使うことにしたのです。これを湯船の排水口と洗い場の排水口、両方から突っ込んで動かしていきます。するとわずか数分で、湯船の残ったお湯がサーッと全部抜けていくのでした。パイプクリーナーを引っ張り出してみれば、案の定綿ごみや髪の毛などの塊が大量にくっ付いていましたが、一体何年分のゴミなのでしょうか。
まだ残っている可能性があるので、強力な洗浄液も使って奥のほうまでゴシゴシと掃除をしていくと、つまった状態は完全に解消できたのでした。あとはお風呂の中や床を掃除もしておきまして、作業の完了です。
状況を家主に見せますと、これでお風呂に入れるぞーとご満悦な感じになっていただけて良かったです。ついつい世間話もはずんでしまいましたが、脱水機のボタンのほうも忘れずポチっとさせていただいて、その日は帰路に付いたのでした。
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