日曜日の朝から洗面台からの水漏れ
今回のお客様は福岡県うきは市の木造2階建ての住宅にお住いのご家族からの依頼でした。朝8時にお電話を頂き洗面の水漏れが止まらないというご相談。日曜日でしたが水漏れという事もあり緊急対応をさせて頂きました。ご夫婦にお子様2人の4人家族、訪問すると玄関前にバケツや工具類がおいてありご主人がDIY好きな方らしくご自身で直そうとされたようでした。洗面台は2階トイレ横の洗面化粧台、蛇口付近を分解している状態だったのです。奥様がおっしゃるには蛇口を開くとノブ周辺から水がいつも滴るというのでご主人が日曜日を利用して修理しようとされたそうです。外の道具は引き込み用の水道バルブを閉めているとの事、
他のか所の水も使えず困っているという事でした。洗面化粧台の下収納を開いててみると止水出来る所があります。ここを閉じておけば他の場所はそのまま使える事をご主人に説明致したのです。その事を知らなかったそうでお子さんもトイレに行きたいのを我慢していたり、大変だったようです。洗面台の止水栓を閉め外の本管バルブを開け宅内の水道を復旧しました。水漏れの確認をする為
洗面台の止水栓を少し緩め様子を見ます。洗面台はレバーハンドル一本でお湯、水の出る混合栓でした。水道側には以上が有りませんでした。お湯も同時に出すとレバー周辺部分から水が滴り落ちてきます。止水栓を改めて閉めレバー廻りを分解します。傷に気を付け隠しネジを外しレバーハンドルを取り外し本体を確認します。スパナで本体を外すと水とお湯を混合する部品にパッキンが付いています。原因はお湯がわのOリングのパッキンが破損している事が原因のようでした。念のた器具そのものについている大きなリング状のパッキンを点検します。古くなりグリス切れ、ゴムの硬化が見られそろそろ交換時期のようです。ご主人に状況を説明し原因ヶ所だけを修理するか、予防も兼ねて本体側のパッキンも交換するか確認します。「どちらにしても、メーカーに純正品を注文するのでもう一度訪問する事になる。」と伝え今回は本体パッキンまで交換する事になりました。
メーカーは日曜日には発注出来ない為、手持ちのOリング(ゴムパッキン)を取付し現状復旧と致しました。後日改めてメーカーから届いた消耗品交換をして完了です。ご自身でやれない事も無いとは思いますが部品発注や内部構造等少々専門的な事もございます。専門業者だからこその利点もお考えいただく事が良いかと思いました。
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