田川市のマンションに伺い洗濯のつまりを解決
昼前に緊急の修理に伺い無事完了した直後、息も切らさぬうちに次の依頼の電話が掛かってきました。受付から電話を取り次ぎ直接お客様から話を伺うと、「洗濯のつまりが酷く床漏れしてしまうケースもあり、不衛生になってしまうので診て欲しい」との事。場所が田川市と若干距離があった為、急いで昼食済ませ向かいました。
炭鉱閉鎖後に工業団地やベッドタウンが発展した田川市内には、新興のマンション街も各所にあります。お客様のお宅も日照良好なマンション3階にあり、夫婦お子様の4人で暮らしておられました。室内は綺麗でスッキリしており、バスルーム横に洗濯専用スペースがあります。お客様によると「3年前の引っ越し時から使っていたが排水がかなり滞る事があり、脱水していると時折防水パンから溢れてしまう。ドラム式で重量があり、移動させて排水周りを掃除するのも難しかった」との事。洗濯屑や水垢が滞留・固着し排水管を塞いでいるのは間違いないと判断しました。
家族が多く洗濯量が増えると、自然と排出される屑や洗剤の量も増え、つまりのリスクも高くなります。特にマンション上階の場合、漏れを放置すれば下階にも悪影響が及んでしまう為、気付いたら早めの対処が必要です。今回はお客様の依頼タイミングも早く、早期に対処出来た為下階への影響が殆ど無かったのが幸いでした。重量ある洗濯機を慎重にどけ、パイプを外しパンや排水口を確認。やはり長時間滞っていたらしく屑や排水の跡が目立ちます。トラップを外し排水管内を点検したところ浅い部分にまだ水が残っていた為、つまりの箇所をおおよそ特定出来ました。
洗濯屑や髪の毛、水垢等の異物は比較的柔らかく、固めのワイヤーブラシを挿入しストロークさせれば綺麗に剥がれ落ちてくれます。排水管の奥まで丁寧にそれらを通ししばらく経つと、ようやく貫通したのか溜まっていた水がすんなり抜ける様になりました。異物を全て押し流した後は強い溶解成分を含む洗浄剤を流し込み、排水ルート全体をクリーニング。最後にトラップやパイプを取り付け、洗濯機を元の位置に戻しようやく作業が完了しました。
すっかり快適・綺麗になった洗濯スペースを前にお客様も大満足されていました。マンション上階住まいの水漏れリスクやそれを防ぐ為の定期点検サービスを説明したところ、今後もお世話になりたいとの嬉しい返答。作業が2時間近くと大掛かりになってしまいましたが、充実感と共に次の現場へ向かう事が出来ました。
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