大牟田市の参考施工事例詳細

年末の大牟田市でトイレつまりを解決

次第に寒さが増し年の瀬も迫った12月下旬のある日、緊急の依頼が入り向かったのは福岡市最南部・大牟田市でした。「便器がいきなりつまってしまい、水が流れず困っている」との連絡が入ったのは午前中。朝一の案件が終わりひと息付こうかというところでしたが、大牟田市までは距離があった為、息もつかせず車を飛ばし40分程かけて急行しました。
トイレ詰まりは汚物やトイレットペーパー以外の物を無理矢理流そうとして発生するパターンが殆どです。今回もそれらを想定しお客様のお宅に伺ったのですが、トイレが各階に2箇所あったのが幸いしてか無理して解決しようとせず放置しており、便器から水が溢れ出す事無く留まっていました。築10年も無い新しいお宅という事もありトイレも隅々まで綺麗な状態。お客様も「出来れば床を汚す事無く解決して欲しい」と強く希望された為、床面を丁寧に養生し解決に取り掛かりました。
詳しく伺ったところ「大掃除で慌ただしくなってしまい、つい魔が差して床掃除用の不溶性ウェットペーパーを纏めてトイレに流してしまった」との事。原因がはっきりした為入念な点検の手間も省け、圧力ポンプの投入を素早く決断する事が出来ました。私達業者が用いる圧力ポンプは一般家庭で用いられるラバーカップと比べ加減圧の力が大変強力です。その為投入時は配管に悪影響が及ばない様慎重に操作しなければなりませんし、不意に水位が上がり床を汚さぬ様ゆっくり力を入れ、加減を調整しつつ経過を見守る必要もあります。
ポンプを入れ数回じっくりとストロークさせたところ、奥でつまっていたウェットペーパーの破砕が進んだのか急に水位が下がり、スムーズに水が通る様になりました。紙の破片が浮いていた排水も何度か流すとやがて綺麗に消え、完全に元通りの水位を取り戻しました。状況からクリーニング剤の投入は必要無しと判断し、最後にお客様立ち合いの元トイレの作動を一通りチェックして作業は完了。原因特定が早く作業もスムーズに進んだ為、30分も掛からず解決する事が出来ました。
今回は不溶性の紙を大量に流そうとしてトラブルに至ったケースですが、現在は床掃除用ウェットペーパーの中にも水に溶ける製品が多数登場しています。もしトイレに流すならこれらのタイプだけに留める事、また流す際は数回に分け1回当たりの量を減らす事がつまり対策として最良です。

 

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