北九州市でトイレのつまりを直した時の話
先日は北九州市の小倉北区にて、トイレの緊急修理を行ってきました。区の駅前は福岡有数の繁華街で、大型店が多くモノレールが通っていて大都市そのものです。しかし今回依頼があったお宅は、中心地から離れた坂道の多い住宅地にある一軒家でした。
訪ねてみると家主はすでに高齢のご夫妻でにこやかに出迎えて頂きましたが、挨拶も早々にトイレの様子を拝見しました。
見ると最新式ウォシュレットが装着されているお手洗いでしたが、昔からの古い洋式便器のタイプです。そしてもう汚水がいっぱいの状態になっていて、床面も若干濡れているといった手のつけられない状況です。
お話によると数日前から詰まり出して、水を流しても溜まる一方。ラバーカップを使ってみたが、水をはね散らかすばかりで酷い目にあったとのことです。
さっそく道具を用意して、修理に取り掛かることにしました。今回の場合はラバーカップでの作業が危ういことは、明らかなことです。そこで業務用の道具を使用して、素早くつまりを解消することにしました。これは電気のポンプによって溜まっている汚水を抜くというもので、その汚水はお風呂場のほうに流す形になります。
セットして作動させると、5分もかけず全ての水を抜くことが出来たのです。しかし詰まりは全く解消されて無いため、今度はワイヤーブラシを突っ込んで、引っ掛かっているものを除去する作業です。
トイレの排水管のS字部分は、汚物やゴミが引っかかり流れなくなる場合があります。また長年にわたり清掃をしないことで、汚れが蓄積して徐々に詰まりやすいところです。
使ったワイヤーは細いものですが、力を込めると徐々にパイプの内容物が抜けていく感覚がありました。数分ほど作業を繰り返すと、すっかりと汚れが抜け去った感じになったので、ひとまず安心といった感じになります。
あとはブラシと薬剤を使い、パイプの中を丹念に掃除を行って、最大の問題は解決したというわけです。あとはトイレの全体の掃除、そしてポンプで汚水を流したお風呂のほうも、掃除しなければいけません。
いずれも薬剤とブラシなどを使っての作業となり、全体で40分程度を要すことになりました。この種類の修理はスムーズに進めば1時間もかからないのが通常です。
全ての作業が終わると、依頼主からお茶をゴチになり、気持ちよく次の現場に行くことになりました。
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