飯塚市に住むお客様からの依頼で洗面水漏れを解決
福岡市東方の内陸に位置する飯塚市は古くより炭鉱都市として栄え、現在は閑静なベッドタウンが広がっています。盆地の為寒暖差は激しいですが、周囲を緑豊かな山地に囲まれ長閑で住み易い街です。今回修理依頼があったのはこの市内に住むお客様から。「洗面水漏れが発生し、悪臭が発生したり衛生面で不安が出たりすると困るので直して欲しい」その様な内容でした。
依頼電話を受け駆け付けたのは後藤寺線沿線の小さな住宅街に位置する、築15年以の木造2階建住宅でした。玄関に出迎えたお客様に早速事情を聞くと「洗面台直下の戸の隙間からチョロチョロと水が漏れ出しており、まだ詳細を見ていないので原因は分からない」との事。お邪魔し1階の廊下を進むと、床に一部水濡れしている小さな洗面所が目に入ってきました。
確かに棚の中から漏れている模様。洗面水もれの場所は水栓部分、あるいは台直下の給排水管であるケースが殆どで、今回は明らかに後者でしたので、棚の中にある雑多な荷物を全てどけ原因の特定に入りましたが、配管の大半が剥き出しになっている為原因は容易に判明しました。排水を一時的に溜め悪臭を防ぐU字型の金属製トラップがあるのですが、その接続部から小さな亀裂が数センチ程伸び水が漏れ出しています。洗面台トラップには金属製とプラスチック製がありますが、前者に亀裂が入るのはかなり珍しいケースです。棚への荷物収納時に何らかの強いショックが加わったのか、経年劣化により薄い部分が割れてしまったのかは定かではありませんが、点検したところ周辺の部位に漏れ劣化等の問題は無く、簡単な工程で解決しそうなのでひと安心でした。
水量は少なく棚や床全面を水浸しにする程ではありませんでしたが、お客様の言う通り将来的なリスクは大きく、該当部位の交換をメインに作業を見積り提案させて頂きました。始めは驚いておられたお客様も見積り内容にすぐ納得され、修理を開始。水を供給する止水栓を一旦止めて該当部位をレンチで丁寧に取り外し、パッキンのセッティングに注意を払いつつ新品を取り付けました。軽くクリーニングを施した後、最後に水を流し何も問題無き事を確認して完了。対応部位が限定的だった為修理時間は30分程度で済みました。水漏れが解消しすっかり綺麗になった洗面所を見てお客様もだいぶ安心されていた様子でした。
洗面台トラップのトラブルは個人で解決出来るケースもありますが、高い技術やノウハウを必要とします。長期に渡り安心を得たいなら、保証も付く業者への修理依頼がベストです。
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