柳川市のマンションで軽度のトイレつまりを解決
今回の修理依頼は福岡県南部、干潟で有名な有明海に面する柳川市のお客様からのものです。午前中に電話が鳴り受け取ると、「普段通り利用していたのにトイレが急に流れなくなってしまい、色々やっているのだが直らず困っている」との悲痛な声。トイレが一箇所しか無くすぐにでも直して欲しい、との事で、必要な準備を整えお客様のもとへと急ぎました。
筑後平野を南に下り現れてきたお客様のお住まいは、築10年ちょっとの2階建てワンルームマンションの1階部分。案内され中に入るとドアのすぐ傍にハーフユニットタイプの浴室があり、その中に今にも汚水が溢れ出しそうになった様式便器がありました。隣にラバーカップが置かれており、お客様なりに解決に向け奮闘された様子が伺えます。話を聞くと「前日までは何とも無かった。今朝になって身体が冷え2回程トイレに行ったが、その直後に何の前触れもなく詰まってしまった」との事でした。
間を置かず無理に大量の汚物やトイレットペーパーを流したのが原因と推測。また誤って物を落としてしまったという事も無かった為、専門機器を用いて吸引と加圧を上手く組み合わせ、トイレつまりの速やかな貫通を図る事となりました。まず大型のサクションポンプを便器の排水口部分に当て、何度かレバーを上下させて中に滞留した水を汚物と共に強力に吸出します。次に高圧を掛けられる配管洗浄機を用い、下水に向け強く押し出し一気に排出・貫通します。今回はつまった汚物の量が少なかったせいか比較的すんなりと貫通が成功し、周囲を酷く汚す事も無く、30分程度でトイレを元の状態へと戻す事が出来ました。
幸い近隣にトイレを借りられるコンビニエンスストアがあった為、お客様も比較的余裕を持って作業を見守れていた様子。依頼当初はかなり狼狽されていたもののすぐさま落ち着きを取り戻し、最後は笑顔で感謝とお礼をしてくれました。
次の現場まで若干時間があったので更に話を伺うと、「トイレの際はかなりデリケートになってしまい、無駄とは分かっていてもついつい大量のトイレットペーパーを使ってしまう。たまたま今朝は短時間で使用が重なってしまい、つまってしまったのかも知れない・・・」と反省されていました。今回の様な場合は意識して数回に分ける等、排水管に負担の掛からない流し方を心掛ける事。また定期的にクリーナーを投入しつまりの原因を徹底的に除去しておく等の対策が有効です。
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