福岡県の八女市にて洗濯機周辺の水漏れの修理作業事例
朝の8時すぎに八女市にお住いの男性から洗濯機をおいてあるまわりから大量に水漏れしているというご相談のお電話をいただき、さっそくお客様のお宅に向かいました。
お客様の住んでいる場所は工業団地の近くの2階建てのアパートの2階の1室でした。
後で聞いた話では、工場で勤務されている方が入居している借り上げのワンルームタイプの社宅で、一人暮らしの人たちばかりのアパートなのだそうです。
ドアをノックするとすぐに困り顔をした若い男性が出迎えて下さいました。
後ろには、もう一人別の同じくらい若い背の高い男性がたっていました。
お電話をいただき修理に参りましたというと、ドアをあけてくれた方のお客様が事情を話してくれました。
後ろの背の高い男性は1Fの真下の部屋に住んでいる同僚だということでした。
お客様の話によると、工場の夜勤シフトを終えて7時30分に帰宅し、眠かったので軽くシャワーを浴びて、洗濯機を動かした後すぐに眠ったそうです。
そうすると30分ほどして、真下の部屋の同僚の方があわてて、ドアをノックしてきたので何があったのかと飛び起きてドアを開けにいこうとすると玄関近くの屋内に設置した洗濯機の周囲が水浸しになっており、同僚と現場を見ながら急いで電話をしてくださったのだそうです。
工場に勤務しはじめて半年、新生活ということで家電量販店で洗濯機を買って運んでもらい自分で設置したそうです。
床はすでに拭いてありましたが、デジタルカメラで写真をとっておいたらしく、そのときの惨状も確認することができました。
その写真を見ると、排水ホースの近くからの水漏れが疑われました。
早速、確認すると洗濯機本体と排水ホースの接続部分が外れかかっていて、そこから水漏れが起きたようです。
排水ホースをしっかり取り付けていないと、洗濯機の振動により次第にはずれてくることはよくあります。
すすぎなどもふくめ洗濯機は1回に100L近くの水を排水することもあるため、排水がうまくいかないと周囲が水浸しになるだけでなく、真下の部屋にも水が天井や壁を伝い流れてくるケースもアパートやマンションでは多くあります。
同僚の人があわててきたのは、まさにそれが理由でした。
床がぬれているのに気づいてあたりを見ると天井から水が垂れてきていたため、バケツを設置したあと、あわてて上階の部屋にいったとのことでした。
排水ホースの接続をしっかりと行うと水漏れは直りました。
2人ともそれをみてほっとしているようでした。
真下の部屋に住む同僚に迷惑をかけたお客様は眠気もすっかりとんで、平謝りをしながら、まだぬれている部分を拭きとっていました。
幸い、同僚の方はお客様と仲が良かったこともあり、悪意もないことから少し冗談めいた皮肉をいう程度で許してくれたようでそれをみてこちらもほっとしました。
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