福岡市早良区のワンルームマンションで洗濯水漏れを解決
新緑薫る4月下旬、福岡市早良区に住むお客様から修理依頼の電話が掛かってきました。受付より電話を代わると「自宅外の洗濯水漏れが酷くなってきたので修理して欲しい」との事。口調や希望から喫緊性は感じられませんでしたが、将来より大きなトラブルに繋がるかも知れず、急ぎ準備を整え現場へと向かいました。
早良区は自分の営業担当エリアからも比較的近く、ルートにも慣れていたので20分程で到着出来ました。お客様の住まいは築30年程はあると思われる古いワンルームマンションの2階にありました。玄関に伺うと、早くも横に設置された洗濯機の蛇口部分から水が滴り落ちているのが分かります。ホースから漏れていると洗濯機メーカー対応となってしまうところでしたが、大元の水栓が原因であれば修理は可能です。玄関に出てきたお客様に伺うと、1か月程前から少しずつ漏れの量が拡大していた模様。「量は大した事は無いが、直さないと水道代にも悪影響があるし、マンションなので放ってもおけない」との事で、早速点検と修理に入りました。
水栓はニップルが付いたハンドル式で、付け根とキャップナットの隙間から水が漏れ出しています。一応開け閉めは可能でしたが、ガタ付きもあり動作はかなり不安定でした。また元栓を締め分解したところ、スピンドルや上下のパッキンにもかなりの腐食や摩耗が見られたため、パーツ交換では対応不可能と判断。同じハンドル式にて水栓一式の交換を提案させて頂いたのです。
見積額が手頃だった事もありお客様にもすぐさま了承して頂きました。ハンドル式単水栓はニップルも含め交換パーツの持ち合わせは多く、また給水部の規格にも合わせ易いので助かります。先ずは古い水栓を取り外し、給水部に異常が無き事を確認の上金属ブラシ等で丁寧にクリーニングします。次いでネジ山部にシールテープを施した新しい水栓を慎重にねじ込み、更に位置を調整した上で付け根の隙間にシーリング材を注入し取付けます。最後に吐水に漏れが無い事を確認した上で洗濯機のホースを繋ぎ、洗濯可能な状態にセッティングして作業完了となりました。
一緒に洗濯機を試運転させたところ、問題無く給排水される様子にお客様もだいぶ満足された様子。結局トータルで1時間半以上掛かってしまいましたが、達成感を得て次の現場へ向かう事が出来ました。
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