早良区の一戸建て住宅で風呂水栓の水漏れを修理
風呂場の蛇口を幾ら締めても水漏れが止まらず、このままでは水道代も心配なので直して欲しい」そんな依頼を受けたのは夏真っ盛りという8月のある日でした。風呂水漏れの多くは水栓からのものです。使用頻度が高い上に常に水を被る為、長年使用すると経年劣化が顕著に現れます。これまでの経験から必要な用具やパーツを見積り、準備してすぐ現場へと向かいました。
お客様のお宅は福岡市早良区の一戸建て。早速お邪魔し風呂場へ案内して貰うと、吐水口からボタボタと水が流れ落ち続けているサーモスタット式混合水栓が目に飛び込んできました。点検すると継ぎ目の腐食やガタつきもあり、内部の劣化も相当進んでいると思われます。お客様に詳しく伺うと「レバーだけでなくサーモスタットの利きもかなり悪くなっている。新築から15年以上経ち交換すべきなのだろうが、予算が心許なく不安・・・」との事。調べたところ型式が古く交換パーツも手配出来ない事が分かり、やはり水栓一式の交換が必要な状況でしたが、「安ければどんなタイプでも構わない」という事でしたので、現状最もシンプルで耐久性に富み、操作も簡単な2ハンドル型混合水栓を提案。お客様が特に不満無く納得された事もあり、スムーズに施工に取り掛かれました。
古い水栓を根元から取り外し、給水部との接合部を綺麗に磨き上げます。次に冷温両方のクランク角度を調整しつつ本体を取り付け、最後にシャワー部分を接合して作業は完了しました。本体やシールの調整に若干時間を取られたものの、規格照会がすぐ終わり最適な水栓を紹介出来た事もあって、施工時間はトータル1時間半弱で済みました。
完了後に水とお湯の出具合や操作感をお客様に確認して頂いたところ「レバー式はいつ壊れるか不安でおっかなびっくり使っていたが、ハンドル式は思い切り良く操作出来て快適・・・」とコストパフォーマンスに十分満足された様子。「築年数が古く他の水回りにも気になる部分が出始めてきたので、機会があったらまた診て欲しい」との嬉しい言葉も頂き、現場を後にしました。
お客様により好まれる水栓のタイプは様々です。間取りや給水部により取付け可能なタイプに若干の制約が掛かりますが、各種豊富に取り揃えていますので、希望があれば遠慮せず相談して頂ければと思います。
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