トイレのつまり
福岡県大川市にお住いのお客様より、トイレつまりの修理依頼のお電話がありましたので、お宅にお伺してきました。家族構成は5人家族で赤ちゃんがおり、2世帯で生活されているお宅でした。3日前から水が流れにくくなっており、今日になり、便器に水が溜まるようになってしまったとのことでした。トイレつまりの原因について、お客様に心当たりを確認すると、おばあちゃんが子どものおしりふきを誤って大量にトイレに流したことが原因ではないかとのことでした。このようなおしりふき等は、水に溶けない商品もあり流せ無い種類がありますので、気を付けなければなりません。早速トイレを拝見し、点検させていただくことにしました。操作部を回し流してみると、便器いっぱいに水が溜まり溢れそうになり、その後水は引いていきますが、時間がかかる状況でした。住み始めて10年経つそうですが、初めてのご経験で大変困ってしまいお電話したとのことでした。トイレの便器は取り外さずに作業は出来そうなので、お客様に修理方法についてお伝えし、お見積りを了承して頂いてから、作業を開始したのです。今回は、手動式圧力ポンプという道具を使用し修理をしました。こちらの治具は、空圧を利用し、つまりを解消する道具です。すっぽんとも呼ばれているラバーカップと基本的な仕組みは一緒ですが、威力は数倍とも言われており、吸引力の強さが特徴で、大量の水を汚物事吸引することが可能です。こちらをトイレの便器に使い、内容物に振動を加え吸引を繰り返します。ハンドル作業中に、反応が重くなってきたので、手応えがありました。重くなるのはつまりが解消されている合図です。この方法で直ると判断出来たので、その後作業を続けたところ、大量のおしりふきが吸い付いてきました。お客様に詰まりの原因をご報告したところ、想定されていた原因だったので、納得されていたご様子でした。20分程で作業は終了し、つまりを解消することが出来たのです。便器のつまりが抜けてから、数回水をながし、トイレットペーパーを流す通水テストを行ったのです。その後、洗浄レバーを回し、水が通常通りに流れるかどうかを一緒に確認していただきました。今回は比較的簡単につまりを解決する事が出来、お客様にも大変喜んでいただきました。
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