福岡市西区は、博多中心部の西の端に位置しており、糸島半島に至る風光明媚な海岸線や新興ニュータウン、お洒落な街並みが存在する大変変化に富むエリアです。
お客様から急なトラブル解決依頼が舞い込んできたのは暮れの12月中旬でした。夕方6時過ぎに電話が入り話を伺うと「帰宅後用を足したら突然トイレつまりが発生してしまった。ポケットに入れていた業務用の携帯電話が見当たらず、これを流してしまいつまらせてしまったのかも・・・」との事。異物が便器から奥に流れてしまうと解決が一層難しくなるだけに、お客様にはそれ以上水を流さない様お願いし現場へと急行しました。
10分程営業車を飛ばし到着したお宅は築10年ちょっとの綺麗な洋風2階建て住宅。トイレは各階にありお客様も比較的冷静でしたが、問題の1階側に入ると洋式便器は未だ排水が大量に溜まり、異物やトイレットペーパーが排水溝に引っ掛かっている事を窺わせます。とは言え外からその姿は見えず、丁寧な状況確認と対応が必要でした。
大型のスマホであれば排水口付近で引っ掛かるケースが多く対応も楽なのですが、今回は折り畳み式の古いガラケーの為、視認出来ない部位まで流れてしまっていました。その為溜まった排水を排除しスコープで状況を確認し便器の取り外しが必要か否かを判断しました。果たして大量の紙が絡み付いた携帯を排水溝の奥に発見。殆ど手が届かない位置でしたが幸い排水管までには至っておらず、業務用のマジックハンドを挿入し取り出す事にしました。
位置を慎重に確認しつつ爪でしっかり掴み、数分で取り出しに成功。残りの紙や汚物は真空ポンプで軽く加圧し押し流す事が出来ました。携帯は待受け状態となっており感電のリスクもあった為、対策を施した上で丁寧に洗浄・消毒を行いお客様に返却。完全に乾くまで素手で触れない事、またその後は念の為メーカーや修理業者に点検して貰う様アドバイスを行い、現場を後にしました。
今回は紙が絡まり便器内に留まってくれましたが、小型の携帯だとそのまま流れ、更に奥の排水管に至ってしまうケースもあります。こうなると便器の取り外しを始め本格的な作業が必要となる為、無理せず修理業者に相談するのがベストです。
施工日 | 2024年06月11日 |
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エリア/担当店舗 | 福岡市西区 |
症状 | トイレつまり |
お見積もり料金 | 8,000円 |
施工料金 | 8,000円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 40年 |