福岡市西区の住宅に伺いトイレ給水部の水漏れを解決
トイレ水漏れには、便器やタンク自体に問題がありそこから漏れるパターンと、それらに繋がる配管部が劣化し漏れるパターンの2つがあげられます。便器やタンクは腐食に強い陶器製が殆どの為、余程の衝撃が加わらない限り割れもせず漏れるケースは殆ど無いのですが、金属やゴム製パッキンで構成される配管部は劣化や腐食が進み易く、何かあれば早めの交換が必要です。今回修理に伺った福岡市西区のお客様もよくありがちな後者のパターンでした。
温かい雨がしとしと降る5月中旬。受付から電話を代わったところ「タンクの脇から水がボタボタと垂れてきて止まらない。掃除も大変だし水道代も嵩みそうなので直して欲しい」とのお客様の声。口ぶりから緊急性は感じられませんでしたが、これ以上事態を深刻にする訳にはいかず、準備を整えお宅へと向かいました。西区は福岡市の西縁に位置し、九州中心部にありながら豊かな自然も残る風光明媚なエリアです。お客様のお宅は穏やかなビーチが広がる今宿海岸の近くにあり、築30年は大きく超えていそうな木造2階建てでした。
早速お邪魔し1階奥のトイレを確認させて貰ったところ、聞いた通りタンクの側面に繋がる給水部から盛んに水が滴り落ちています。管の接続部にはあちこち赤茶色の錆が浮かんでおり、腐食や劣化が進んでいる事は間違いありませんでした。止水しようとしても完全には止まらず、フレキシブル管の他止水栓の交換も必要と判断。幸いタンク内部や便器に繋がる排水管には大きな問題は無く、その旨お客様に伝え見積りを提示しました。
「過去に修理1回だけで何とか持ち堪えて来たけど、寿命ならば思い切って全て直して欲しい」と了承を受け、作業を行いました。元栓を締め、給水口を丁寧にクリーニングした上でフレキシブル管の付いたアングル止水栓を取り付けます。次いで過度な負荷が掛からない様管の形状を調整しタンクに接続します。フレキシブル管は柔軟で長さにも余裕があり、接続部に負荷無く接続出来る様になっています。
最後に元栓を開け、漏れやガタつきが無い事を確認して無事完了。比較的大掛かりな作業となってしまいましたが、2時間近く待たせてしまったお客様には不満の表情は無く、「掃除や水道代の不安が無くなった」と大変よろこんでおられました。頻繁に使用するトイレは給水部の他にもタンク内部を始め劣化し易い部位は多く、放置しておくと衛生面にも悪影響が出るケースもあります。知識や修理経験が無く不安なら、速やかに業者に相談するのがお勧めです。
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