中間市で酷い洗濯水漏れを素早く修理
洗濯機から水漏れが酷いというお電話があったので、福岡の中間市のお宅に伺った時の話です。東中間駅前の住宅地はプラザモールなど大型店舗もあって住みやすいところで、駅から離れていないところにお客様の一軒家がありました。還暦を過ぎたご婦人に案内して頂くと、洗濯機の周囲にタオルや雑巾が並んでいて、水浸しになり大変だった様子が見られました。
この洗濯機は20年近くも使っているという国内メーカーの縦型タイプで、洗濯水漏れは数日前から始まったということでした。そこで原因を調べてみると、どうやら蛇口の給水ホース接続部の蛇口ニップルというところから、水がポタポタ流れていることが分かりました。洗濯機用の蛇口を閉めてみると漏水はぴたりと止まったので、これを修理してしまえば解決するのが明らかです。
作業は蛇口の継手と、ホースの取り外しから始めました。接続部はねじで4か所から締め付けられている、四つネジ式という種類でしたが、外して調べると金属部が錆びついて劣化している状態になっていたのです。そのため中の劣化した部分だけの交換というより、古くなった蛇口用ニップルをまるごと取り替えた方が確実だろうと判断しました。そこで用意している交換用のニップルを取り付けの作業です。
新しくする蛇口のニップルも従来と同じ4つネジのタイプで、ホームセンターのほうでも格安で販売しているものです。これを取り付ける際の注意点は、蛇口に対して傾けて隙間ができてしまうと水漏れの原因となり、またネジの締め付けがゆるいことも問題を発生させてしまうことです。そのために蛇口にきっちりと合わせて、慎重にネジを回して接続し、水を通して漏れがないか、何度も確認をします。洗濯機の電源を入れて動かしてみると、水漏れは起きませんでしたのでしばらくは問題ないでしょう。
ついでに排水口のほうもチェックしてみますと若干ゴミが溜まっていて、洗濯機の下も濡れていましたので、軽くお掃除をしておきました。洗濯機周りでは通水と排水で問題が起きがちなので、時々の点検が大切です。ご婦人に見てもらうと、安心して洗濯できるとのお話になりました。後片付けと修理の精算をして、次の現場へと向かったのでした。
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