農家でトイレのつまりを解消できました
福岡県嘉麻市は、筑豊地方南部に位置する人口4.4万人の町ですが、周囲を美しい山々に取り囲まれています。西側には有名な太宰府があります。農業や林業を主体とする素朴な田舎町です。
新年早々に、この地区の農家から連絡がありました。「トイレつまり」を、できるだけ早く解消してほしいというリクエストです。連絡を受けたのは午前10時ですが、すぐに駆けつけることにしました。
30分ほどで農家に到着する事が出来ました。60代くらいのご夫婦が待機されていましたので、まずお話を聞いてみることにしたのです。奥様の説明によると、前々からトイレが詰まる傾向にありました。
そのたびにゴムのスッポンを使ってトイレの詰まりを解消していたそうです。ところが今回は、何度スッポンを使って掃除しても、トイレの水が全く流れないということです。すぐに気づいたことですが、使われている洋式便器はかなり劣化しています。
最終的には、洋式便器を新しいものするのがお勧めでしたが、まず調査をする事にします。トイレのつまりの原因をつかまないと、話が前に進みません。30分くらいかけてトイレの排水系統をチェックしました。
農家の住宅はかなり古いものですから、トイレの排水管も経年劣化しており、内部に汚れが蓄積していることがわかりました。この場合、水道修理業者のとれる方法は2通りあります。排水管を交換するか、高圧ポンプで排水管の清掃をするかです。
ところが排水管自体が老朽化しており、高圧ポンプの圧力に耐えられるかどうかわかりません。農家のご夫妻にこのことを説明すると、問題の排水管を交換することはできないかと問われました。そこで材料費と工事費の見積もりを作成し、その場で了承してもらえました。
老朽化した排水管を交換するのに1時間くらいかかりましたが、排水管を新しいものに交換すると、トイレ排水の流れがスムーズになりました。ご夫婦は大変喜んでいました。料金の支払いを受け、爽やかな気持ちで会社に戻ることができました。
しばらくして農家からもう一度電話がありました。用件は洋式便器の交換はできないかというお問い合わせです。すぐに話はまとまり、最新の便器に取り換える事になりました。
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