福岡市城南区のお宅に伺いトイレのつまりを無事解消
今回担当したお客様は福岡市城南区の一軒家に家族4人、猫3匹という構成でした。依頼の電話を受けたのは5月中旬の夕方頃。「1階のトイレが急につまってしまったので至急解決して欲しい」との事で、急ぎ準備を整え向かいました。城南区は七隈線を中心に閑静な住宅街広がるベッドタウンで、お客様のお宅は金山駅から徒歩約10分というロケーション。築10年も無さそうな上品な2階建て住宅は水回りも劣化とはまだ無縁で、トラブルも無理な使い方が原因では?と比較的容易に推察出来ました。
到着しトイレに案内されると、排水が3分の2位まで溜まったままになった洋式便鉢が目に飛び込んできました。澱んだ中には原因と思われる紙片も浮いており、紙や汚物が隙間なくつまってしまったのは明らかでした。お客様に話を聞くと「朝から大掃除を始め、水に溶けるから大丈夫だろう・・・と水溶性ウェットシートを纏めて流したところ、急にこの様な状態になってしまった」との事。ひとまず固形物や排水管奥部のつまりが原因でない事がはっきりした為、いち早くポンプによる圧力貫通を提案出来ました。
作業内容や工賃を見積りお客様に提示したところ、すぐに了承を頂けたので手早く作業に取り掛かりました。営業車に常備している業務用ポンプを便器の奥深くまで挿入し、レバーをじっくりと押し引きして固くつまった紙片を粉砕していきます。今回はつまった量が比較的少なかったのが幸いしてか、開始後数分程で奥が抜けスッと水位が低下。完全に元の水位に戻ったところでタンクのレバーを開けると、今度は滞る事無く綺麗に流れていきました。本来はこれで無事解決ですが、その後は強い要望によりパイプクリーナーの投入で念を入れ、最後にタンク周りの点検も行って作業は完了。勢い良く流れる排水を見てお客様もホッとひと息付かれた様子でした。
家族やペットが多いとどうしてもトイレの使用頻度が増えますし、流す量も多くなるので自然とつまるリスクも高くなってしまいます。今回のお客様にもアドバイスを差し上げましたが、たとえ水溶性の紙でもデリケートな便器に負担を掛け過ぎない様、量が多ければ数回に分けて流したり、衛生的に問題なければ可燃ごみとして処理したりする等、色々と工夫をしトラブルを予防して欲しいものです。
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