福岡市東区にてトイレの水漏れの修理作業事例
平日の午後10時過ぎに福岡市の東区にお住いの方から、トイレからずっとチョロチョロと水が漏れるような音がするというお悩みのお電話をいただき、さっそく準備をして出かけました。
お宅は、築5年程度のまだ新しい2階建てのアパートの1室で、辺りは明かりも少なくとても静かでした。
チャイムを鳴らすとまだ2~30代の若い女性がお出迎えして下さり、「何でもなかったら申し訳ないんですけど、チョロチョロという水の音が気になって」と改めてお話してくださいました。
お客様のお宅は風呂・トイレが独立した形式でした。トイレのドアを開けると確かにトイレのタンクからチョロチョロと水の音がしています。
「これって普通のことなんでしょうか?」と不安そうに尋ねられたので、「いえ、たぶん、タンク内のどこかで水漏れがわずかですが起きていると思いますので確認が必要ですね」と答えました。
トイレタンクの蓋をあけて、中身を確認したところ、オーバーフロー管には異常はありませんでした。
オーバーフロー管はタンク内からの水漏れの原因の一つになるもので、タンクに必要以上に水が給水された際にその管を通して余分な水を逃がしてあげる部品です。
これが、途中で破損していると、正常な水位にもかかわらずオーバーフロー管から水が流れ結果として水漏れになることがあります。
しかし、オーバーフロー管には特に異常は見られませんでした。
次に、フロートバルブを確認しました。タンク内を見ると浮き球がぷかぷかと浮いていることが確認できるのですが、これと連動して正常な水位を保つように給水したり止水したりする部品がフロートバルブです。
フロートバルブは浮き球とつながっているのですが、今回はそれらをつないでいるチェーンが絡まり浮き球が正しい水位よりも低い位置までしか浮き上がれない状態になっていました。
そのため、いつまでもフロートバルブが給水をし続けて結果的にチョロチョロと水漏れが起きていたようです。
さっそく、フロートバルブと浮き球をつないでいるチェーンのからまりを解消すると、水漏れは直り、チョロチョロという音もしなくなりました。
お客様はそのことを聞いて、「水道代も心配なので本当に助かりました」と言っていました。
普段は豊山町の老人ホームで働いていて今日は遅番だったらしく、帰宅後まわりが静かな夜にチョロチョロと音がして気になって探っていたところトイレからの音だったのでご相談のお電話をしたのだそうです。
これで安心して眠れますといってほっとした表情になったのを見て、こちらもお役に立てて嬉しかったです。
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