混合栓への交換修理で風呂の水漏れを解決
博多エリア屈指のマリンリゾート・福間海岸の所在地として知られる福津市。今回はそこに住むお客様より「風呂水漏れが発生し困っている」との修理依頼です。
受付電話は午前中に鳴り、応対すると「風呂場の蛇口レバーをしっかり止まるの位置まで戻しても、水が漏れ続けてしまい困っている。シャワーホースやヘッドも古くなり汚れや破損も目立ってきたので、出来るだけ安く済む修理法を案内して欲しい・・・」との事でした。
必要な準備を済ませ駆け付けると玄関の外から親切に出迎えてくれ、早速問題の場所へと案内されました。海岸近くに位置している住宅は築年数25年程度と比較的古めなものの、一部リフォームも済み外観は綺麗な2階建て住宅。インテリアも綺麗でスッキリしていましたが、1階廊下奥の風呂場に付くと、想像以上に勢い良く漏れ出している古い蛇口が真っ先に目に入ってきました。
お客様に詳しく話を聞くと「15年程前に1度交換したのだが、1年程前から漏れが始まりとうとうここまで酷くなってしまった。家族全員がシャワー好きで頻繁に蛇口を使う為、耐え切れず壊れてしまったのではないか」との事。確かにお湯と冷水をレバー1つで切り替える1バルブ式の為、早めに劣化が進んだ事は十分考えられます。点検してみたところ、接合部2か所から水漏れが生じていた上にレバーがかなりガタ付いており、全体的に限界が来ているのは明らかでした。
給湯器や給湯する配管には問題は無く、またバスタブへの給湯も独立しておりサーモスタット等の特殊機構も無かった為、蛇口部分のみの交換で済むと判断。また家族で頻繁にシャワーを使うという事でしたので、耐久性とコスパを考え、シンプルな2ハンドル式混合栓をシャワーヘッドやホースと併せ提案させて頂きました。
お客様も料金や修理内容にすぐ納得して頂いた為、スムーズに作業を進められました。予め車内に備えていた新品の混合栓に交換の後、シャワー部分を接続して修理完了。現場を綺麗にクリーニングした後でお客様に直接操作して貰い、使用感を確かめて頂きました。レバー式と異なる操作に最初は若干の違和感を感じてられたお客様も、しっかり締るハンドルや確実に止まる吐水を体感し、安心感や満足感に浸ってらっしゃいました。
湯温調整を給湯機のリモコンで行うタイプなら、構造がシンプルな2ハンドル式混合栓の方が強度もあり長持ちします。普段から酷使し、なおかつデザインにこだわりが無いのであれば、こちらの方がお勧めです。
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