洗面つまりで悩むお客様のもとに伺い素早く解決
洗面つまりは排水パイプの浅い場所で発生しているケースが多くを占めており、ヘアーキャッチャーがある程度機能してさえいれば大事に至らないケースが殆どです。今回依頼を受けた豊前市のお客様も突然のトラブル発生に焦っておられましたが、スムーズな解決により程なく安堵の表情を取り戻したのです。
お客様の自宅へ伺ったのは前の修理案件を片付けた直後の夕方ごろ。「洗面台の排水口から汚水が溢れ出してしまい、使えなくて困り果てている」とのSOSを頂き急行したのです。しばらく走ると広大な田園地帯が広がり始め、やがて平野部の中央に門構えも立派な戸建て住宅が見えて来たのです。出迎えたお客様に早速案内して貰い1階奥に位置する洗面所に入ると、若干の生臭さと共に排水が流れず溜まったままになった洗面台が有ったのです。「色々試してみたが全然ダメ。水回りの知識も乏しく、プロにお願いしすぐ解決を図りたい」との事で、早速原因の特定と見積りです。
現在の状況や過去の経験から見て、排水口のすぐ下に位置するSトラップが怪しいと判断。下水からの臭気を遮断すべく常に水を溜めているこの部位は、得てして皮脂汚れや細かい髪の毛が滞留し易いのです。Sトラップはナットで固定されており簡単に外れます。養生の上慎重に取り外し中を観察してみると、やはりヘドロ状のものが大量に溜まっており水の通り道が無い状況です。念のため他の部位も点検したところ、問題はなし。交換部品は劣化が見られたパッキンのみでしたので、その旨素早く見積りを行い提案しました。比較的安価で済んだ事もありお客様も十分納得しすぐ了承。すぐに作業に取り掛かりました。
とは言え、具体的な作業はトラップ内の異物を全て除去した後丁寧に洗浄し、元の場所へと取り付けるだけという比較的簡単なもの。配管の奥深くまで洗浄剤やワイヤーを投入するといった面倒な作業も無く、最後の点検も含め40分程で完了する事が出来ました。若干時間に余裕があり更にお話を伺ったところ「農作業の後片付けで一家全員頻繁に洗面台を利用している為、石鹸汚れ等がつまり易くなっていたのでは?」との事。現在お使いのヘアキャッチャーは目が粗く小さなゴミや汚れがスルーしてしまう為、市販の目の細かいタイプへの交換や定期的なパイプクリーニング、Sトラップの外し方・・・等々役立つアドバイスを行い終了です
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