洗濯の水漏れ原因は変色し硬いホースにありました
今回のお客様は福岡県の朝倉市にお住まいで水回りのトラブルに困っているということでした。朝倉市は自然が豊かで名物となる水車がその長閑さを物語っていました。お客様によると洗濯機より水もれが起きており、症状がだんだんと大きくなっているといいうことで修理をしてほしいと依頼されました。口頭のみの症状だと洗濯機のホースより水漏れしているということで、そのせいなのか床まで水で濡れているということでした。これまで洗濯水漏れの修理の経験はいくつかあったので、症状だけを聞くとホースの経年劣化だと予想できました。住所の番地を確認しお客様宅に到着すると30代のご夫婦が揃って出迎えてくださいました。お住まいの外観も内装も大変綺麗で、普段から綺麗にされていることが窺えました。ご主人の方から洗濯機の方へ案内してもらうと、たしかに床が水で濡れた痕跡がありました。ご主人によるとこの洗濯機は中古品を譲り受けたそうで、すでに7年ほど使ってきたそうです。早速調査を開始するとやはり洗濯機と蛇口を繋ぐ給水ホースは変色もしていて、手で触ってみるとかなり硬くなっていました。製造されてから15年が経過してるという事も判明しました。洗濯する上ではなんら問題はないということだったのですが、やはり水漏れは確認できました。思ったとおりホースの繋ぎ目から水が漏れていて、その水が洗濯機を伝って背後から流れていき床がぬれていたのです。見積もり内容をお客様に確認してもらい、了承していただけたので早速修理へと移りました。まずは蛇口が締まっていることを確認しました。ニップルのネジは錆びている箇所もあったので、年月が経過していたことが見受けられました。パッキンを取りだし調べてみると思ったとおり、形が変形していてとっくに交換時期を過ぎていたのです。新品の給水を見たお客様はその色の違いに大変驚かれていました。蛇口への取り付け、洗濯機への取り付けが終了したので再度洗濯機を起動させて水を出してみました。水漏れはピタリと止まり、ご夫婦も声を出して喜んでくださいました。最後は作業中にこぼれた水や汚れをしっかりと丁寧に拭き取り作業を終えることができました。
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