福岡県にてトイレのつまり修理
福岡県朝倉市のお客様より修理依頼がきました。「トイレがつまったためすぐに対処して欲しい」とのことです。すぐに現場に向かいました。お客様宅は綺麗な住宅街の中にそびえ立つ高層マンションです。建てられてまだ3年ほどの新しいマンションです。お客様の部屋に早速トイレの状態を確認します。水を流してみると流れがかなり悪く水が上まで上がってきて、長時間かけて少しずつ流れていきます。原因を考えているとペーパーホルダーにトイレットペーパーが無く、ティッシュが置いてありました。お客様につまる前の使用状況を聞くと、やはり代わりにティッシュをつかっていたようです。更に聞くと、今朝犬の散歩をして持ち帰った排泄物をティッシュペーパーに包んで流したようです。これで原因は判明しました。溶けにくい紙が大量に固まってつまっているのです。トイレのつまりのパターンです。特に最近の新しいタイプは超節水型のトイレで、排水路が旧式に比べると狭く作られていて、使用する水量も極端に少ないので、起こりやすい症状です。非水溶性のティッシュペーパーは簡単につまります。原因がわかったので作業開始です。「ローポンプ」という道具を使い、吸引、加圧を繰り返します。3分程続けると、便器の水がすーっと引いたので、一度水を流してみます。問題なく正常に流れましたので、つまり解消です。今回は比較的簡単なケースでしたが、大変なケースは「水に溶けない物」を流して、つまらせた時です。大体の人が無理矢理流そうとして圧力をかけて押し込んでしまっているため、摘出するためには便器内の水の全抜きをして便器の解体までしないといけません。そうなってしまうと時間もかかりますし、料金も高くなってしまいます。私がお客様のお宅で作業をした際には、世間話のようにそういったケースもお伝えして、誰でもできるトイレがつまった場合の対処方法や、つまらないために普段気をつける点などを話してかえります。そうすることで例え次にトイレがつまった状態で呼びつけられても、めちゃくちゃな状態になっていることが少なく、仕事の効率アップもにつながると思います。
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