筑後市にて酷い台所のつまりの修理。原因は油汚れ
筑後市内に在住の方から、ひどい台所のつまりが発生したとの連絡があったので行ってきました。筑後は福岡県南部の小さな都市ですが、北部からは有料道路で訪れやすく、筑後広域公園といった名所もあるところです。問題の出たお宅はJR羽犬塚駅からは離れた、広い田んぼがよく見える地域にありました。純和風で2階建てのお屋敷に到着すると、旦那さんが待っていてすぐに家の中に案内していただきました。
昔ながらのキッチンのシンクを見ると、濁った水がたっぷりと入っている状態です。聞けば3日前から流れが悪く、お湯などを流して急場をしのいでいたものの、今日は完全に詰まったのだそうです。するとゴミや油汚れナドが影響していると考えられたので、さっそく修理にかかりました。
まずゴミ受けや防臭ワンを取らないといけないのですが汚水によって見えないので、ゴム手を付けて手探りで外しました。もしゴム手がないと、ちょっとゾッとしてしまう作業です。しかし防臭ワンを取っても流れは滞ったままだったので、台所詰まりはパイプの奥の問題なようでした。加圧式のラバーカップを持ってきて、押し当て引っ張ることを繰り返すと、少し流れが出てひとまず溜まった水は解消されました。
そこで内部にブラシを入れると、油汚れが想像以上に酷い状況とわかりました。油を使う機会が多いご家庭では、こんな問題が発生しがちです。シンク下のパイプを見ると排水キャップなしタイプだったこともあり、今回は単純に洗剤とワイヤーのブラシによって、パイプ内部の掃除を進めることにしました。洗剤はいつも使っている業務用パイプ洗浄剤で、油汚れには特に強いタイプです。
洗剤をたっぷりとパイプの中に入れてやれば、しばらく待っていると油汚れが分解されて格段に剥がれやすくなっています。そして10分ほど経過してから、丹念にブラシなどで掃除を進めて行くのみとなりました。こうして詰まりは解消できたので、あとはシンクのゴミ受けや防臭ワンなどの油汚れも、綺麗に落としていく作業です。
そして作業開始から1時間ほどで、今回の台所の問題点は完全に解決です。お客様のほうに確認をしてもらうと納得して頂きましたが、防臭ワンの中はここ何年も清掃をしてなかった様です。防臭ワンに油汚れが溜まっていると、詰まりがどんどん酷くなります。排水パイプも含めて、1ヶ月に1度は掃除するのがよいでしょう。
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