あわら市内の住宅に急行し突然のトイレつまりを解消

あわら市は福井県北部の日本海沿岸に面しており、良質が源泉が湧くあわら（芦原）温泉の所在地として全国的に有名です。また漁業や農業も盛んな一方、穏やかな丘陵地を活かしたゴルフ場も多数あります。
「急なトイレつまりをすぐ解消して欲しい」そんな電話が掛かって来たのは酷暑が続く8月上旬。お客様は市中心部に近い住宅街の戸建て住宅に住んでおり、親子4人という家族構成でした。事務所からも近く営業車を10分も走らせると程無くお宅に到着。早速案内されトイレに入ると、洋式便器の中には半ば濁った排水が溜まったままになっていました。
「特に間違った使用法をしていたとは思わないが、立て続けに家族が使用する中、トイレットペーパーを一気に流し過ぎたのかも知れない・・・」との事。真空ポンプで貫通するかどうか試したところ、改善こそしなかったものの抵抗感は比較的弱く、もう少しで流れる感触があった為、ローポンプに交換し一気に改善を図りました。
一般の家庭ではラバーカップが置いてあるのが普通な一方、真空ポンプやローポンプを用意しているケースは少なく、トラブル解決依頼でも非常に出番の多い用具です。強烈な加減圧を加える中で配管の中につまった紙等を緩め、短時間で破砕するパワーを持っています。ローポンプの先端を当て数分程レバーを押し引きした結果、急に抵抗感が抜け水が流れる様になりました。高止まりしていた便器の水位もスッと引き元通りに。その後何度か排水を行ったもののつまりの症状は全く出ず、また臭いや漏れ等の症状も出なかった為、早期に解決を見る事が出来ました。
作業時間は30分程度。最初は困り果てていた客様の表情にも笑顔が戻り、満足と感謝の言葉を頂きつつお宅を後にする事が出来ました。今回の様に、水溶性のトイレット―ペーパーであっても、便器や排水管に負担の掛かる様な使用をすればつまってしまうリスクは高まります。特に洋式便器は排水系がデリケートですから、一度に必要以上流し過ぎない様気を付けなければなりません。