札幌市白石区のマンションに伺い洗面つまりを解消

爽やかな夏空の元担当エリアを巡回出来るのは、北海道の修理業者ならではの数少ない特権です。午前中の修理案件を終え車内で昼食を取りつつひと息ついていると、次の案件が舞い込んできました。お客様は現在位置から程近い札幌市白石区の住宅にお住まい。残りの昼食を片付けコーヒーで気分をシャキッとさせると、早速営業車を飛ばし現場へと向かいました。 区内を北に向かい千歳線を越え5分程行くと、お客様の住むマンションに到着。レンガ調の外壁が綺麗なマンションは築数年と新しく、玄関に着くと若い夫婦2人で迎えてくれました。 早速事情を伺うと問題は洗面台との事。1か月程前から排水の通りが悪くなってしまい、やがて水を流すだけで溢れてきてしまう様になったので、通りを良くし不快感を解消したい・・・その様なご希望でした。夫婦にはお子様がおらず、また排水口のネットを外し使用した事も無いとの事。一方頻繁に洗髪や洗濯に使用するとの事で、シャンプーや洗剤の油脂成分が水垢となってSトラップ内に滞留し、つまってしまったものと断定しました。 この様なトラブルの際にはワイヤーブラシ型のパイプクリーナーが活躍します。柔軟なワイヤーの先にコシの強いブラシが付いているパイプクリーナーは、複雑に曲がったSトラップにもスムーズに挿入出来、壁面に厚くこびりついた水垢を綺麗にこそぎ落としてくれます。また配管を取り外す事無くつまりを解決出来るので、作業後の水漏れリスクもありません。 パイプクリーナーを挿入し手前からこそぎ落としつつ少しずつ進んでゆくと、30分程でSトラップを抜け、水垢の抵抗感が少なくなり貫通成功。何度かブラシをストロークさせて抵抗感が無くなるまでクリーニングした後、クリーニング剤を投入して仕上げ作業は無事完了しました。 丁寧な作業を心掛けたので最終的に1時間以上掛かってしまいましたが、快調に排水が流れてゆく洗面台を確認しお客様も大変満足された様子。個人でも出来る定期的なクリーニング法やつまり防止法をアドバイスした後、ご夫婦に見送られ心地良く次の現場に向かう事が出来ました。