札幌市西区のお宅に伺いトイレつまりを解決

夏も過ぎ空の高さが一気に増し始めた9月下旬某日、午前中札幌市内を巡回していたところ、突然携帯にトラブル解決依頼が舞い込んできました。お客様のお宅は札幌市西区と現在地からかなり近く、またトイレつまりと喫緊を要する案件だった事もあり、急ぎ現場へと車を走らせました。 到着は約10分後。築15年程の2階建て一軒家は洋風でガレージも広く、手入れが行き届いた雰囲気。玄関に現れた奥様に案内され問題のトイレに向かう途中、休日とあってかお子様と思われる元気良い声が奥から聞こえてきました。 トイレは各階に設置されており、つまっていたのは家族の使用頻度が高い1階部分。詳しく話を聞くと、前日から既に通りが悪くなっていたらしく、今朝になってとうとう便器から排水が溢れ出すまでになってしまったとの事。ただ設備自体は新しく機能にも問題は無かった為、早期に汚物や紙の流し過ぎによるつまりと断定出来ました。 備え付けのラバーカップを用い貫通するか確認しましたが当然びくともしません。そこで大型のローポンプを用い、着実に圧を掛け少しずつ押し流してゆく事にしました。 ローポンプはパワーがある上に、圧の掛け具合もマニュアルで調整し易く、じっくり時間を掛ければ配管を痛める事無く異物を下水へ押し流す事が出来ます。便器の奥にポンプの先を当て15分程レバーを押し引きしたところ、ようやく頑固なつまりが柔らかくなり流れ始めました。更に10分程操作すると濁った水位が一気に引いて貫通成功。何度か流して貫通を確認した後、念の為成分が強力な業務用パイプクリーナーを入れ、配管をクリーニングして無事作業完了となりました。 作業時間は約1時間。つまっていた汚物や紙の量が多かった為多少手こずりましたが、それでも仕上がりを確認されたお客様には喜びと安堵の表情が浮かび、こちらもひと安心出来ました。ひと息付いた後更に話を伺うと、つまる直前に大掃除を行っていたらしく、その際大量のティッシュペーパーや拭き掃除用のウェットペーパーを流してしまったかも・・・との事。トイレに流す際は少量ずつ小まめに流すのが鉄則、とアドバイスを行い、次の依頼現場へと向かいました。