広島市佐伯区　トイレの詰まりでお困りお客様宅

佐伯区は、広島市の西部に位置し、区の北部は標高1,004mの冠山をはじめ800mクラスの山々に囲まれています。世界遺産に登録されている宮島がある廿日市市と隣接しているため観光産業が盛んで、湯来温泉、湯の山温泉が有名です。そんな地域にお住まいのお客様よりトイレの詰まりでお困りとご連絡いただきました。急いで現場に向かいます。

現場は一戸建ての住宅です
お客様にお話しをうかがっていきます。
「以前にもトイレの流れが悪ったことがあり、その時は木の根っこが原因で詰まっていたが、今回はどうなのかわからない」とおっしゃいます。

原因を特定するため見せていただいていきます。
トイレを流してみると流した水が逆流して水位が上がり、時間をかけてゆっくりと下がっていき、流れた後にコポコポと音が鳴っています。

家の外の排水マス、排水管などをチェックしていったたところ、浄化槽に流れ込む手前からトイレにかけて10mくらい詰まっているのが見つかりました。
排水管内が完全に汚水で埋もれてしまっています。
木の根っこが生えて詰まりの原因となっているか目で見ることができません。

排水管が汚水で完全に埋まっているので、まずは高圧洗浄をして排水管の詰まりや汚れを取り除いていきます。

高圧洗浄をはじめるとすぐにドロドロの汚物が流れ出てきました。
排水管内を何度も往復して出てくる水が透明になるまで作業を行いました。

高圧洗浄中に異物らしいものは流れてきませんでしたが大量の尿石がゴロゴロとはがれて流れてきました。
かなり排水管内が汚れていました。

木の根が張っていないか調査しながら排水マスの清掃を行いましたが、
木の根は張っていませんでした。

今回の詰まりは長年にわたって排水管に蓄積した汚れが詰まっていたからでした。

トイレに戻って排水テストをしてみます。無事スムーズに水が流れることが確認でき、トイレットペーパーを流してもきちんと排水管を流れていくのを確認できました。
お客様にも水の流れを確認していただいて、ホッとされていました。