福山市の担当よりご挨拶

こんにちは。
現在、広島県福山市を担当する生活水道センタースタッフです。
福山市は広島県東部、瀬戸内海のちょうどまんなかにある中核市です。
県内では広島市に次いで人口が多く、中国四国地方の中でも第３位の住民を抱える都市です。
市内には福山港をはじめ、山陽新幹線、山陽自動車道などがある交通や物流の要所でもあります。
私も日々営業車で市内を走っていますが、当然車のナンバーは「福山」です。
さらに、市外局番や郵便番号も市独自の番号は割り振られており、県庁所在地並みの存在感を見せていると自負しています。
そんな福山市は、一応（？）広島県に属してはいますが、実は明治時代の第２次廃藩置県までは「福山国」という別の国であったこともあり、あまり一体感のようなものは感じられないのが実情です。
そんな福山市のシンボル、福山城はこの2022年に築城400年を迎えるということもあり、市では現在、さまざまな関連事業が予定されています。
そのなかでも目玉企画は、天守閣の耐震工事と同時に失われた天守閣を復元させるといったものであり、現在市民からの寄附を募っているそうです。
ちなみに、「くわい」は、生産量日本一を誇る市の名産品ですが、もともとは自生していたものを福山城の堀にうえて栽培したのが始まりとされています。
実から直接芽が出ることから、おめでたい食べ物としてお正月やお祝いの席では欠かせない食品の一つです。
このくわいを原材料としたポタージュスープが、現在「福山ブランド」として市から認定を受けていますが、お正月にしか味わえなかったくわいがこれだと年中食べられるので、私も仕事で疲れたときなどに栄養ドリンク代わりに味わっています。
福山市は、瀬戸内海式気候であり、年間を通じて暖かい…とはいいのですが、降水量が少ないこともあって、市内の川を流れる水の量も少ないのが現状です。
そのため、市内の多くの河川で水質悪化が問題となっています。
特に市内を流れる芦田川はかなり水質が悪く、過去38年間ぶっつづけで中国地方ワースト１であり続けるなど、長年にわたる市の懸案事項だったそうです。
弊社にも、市内のお客様から、洗面所の排水つまり等でご連絡をいただくことがよくあります。
実はこのような排水つまりの原因のひとつは、髪の毛をそのまま洗面所に流していたり、シャンプーや石鹸の使いすぎだったりするのです。
そこで、弊社では詰まりを解消するとともに、詰まりを未然に防止するための掃除やメンテナンス法などもレクチャーしておりますが、 「シャンプー等の使いすぎが原因とは気がつかなかった」 「今後は分解されやすく、環境にやさしい製品を使ってみる」 といったお声をかけていただくことも多く、福山市民の環境への意識の高さを感じます。
排水がつまったり、悪臭等で困っておられる場合などには、御連絡をお待ちしております。