東広島市のお宅にてキッチンつまりを解決

東広島市は広島市の東隣に位置し、交通利便性の高さもあってベッドタウンが発展しています。中心地の西城は日本酒の名産地として有名であり、毎年10月に開催される「酒まつり」は多くの日本酒ファンで賑わいます。
秋空と涼風が心地良さを増す10月上旬、午後巡回中に舞い込んだのは、市内中心部の住宅にお住まいのお客様からのSOS。受付によると「キッチンつまりが酷く、自分では到底解決出来そうにないので助けて欲しい・・・」その様な内容でした。
営業車を飛ばし到着したのは市内南部に位置する築30年弱の木造2階建て住宅。お客様に案内されキッチンに到着すると、ほんのり悪臭が漂う突くシンクは排水口周辺が濁った排水に覆われており、つまりの酷さがひと目で分かりました。「数年前から同様の症状が出始め、今年になってから一気に酷くなってしまった」との事。点検の結果、排水口のワントラップからホース、配管に至るまでヘドロ状の異物が大量に蓄積していました。また一部に劣化も見られ、将来別のトラブルも避けられない事から、トラップとホースを新品に交換、またその奥の配管も徹底的に洗浄を図る旨お客様に伝え、了承を頂きました。
止水栓を一旦止めて劣化したトラップとホースを取り外し、規格の合う新品へと交換する一方、露わになった排水管の入り口からは業務用のワイヤー型トーラーを挿入し、内壁に厚く蓄積した異物を徹底的に擦り落としていきました。高圧洗浄と違い時間は掛かりますが、負担が軽い為、古く劣化気味の配管に対しても安心して投入出来ます。1時間以上掛けて異物を落とした後は同じく業務用の洗浄剤を流し入れ、残った異物を全て溶かし流し去りました。流路が完全クリアになった排水ルートは嫌な臭いもすっかり消え快適な状態に。スムーズに流れる様になった排水を見て、不安気だったお客様も大変感激されていました。
キッチンつまりは状態が酷くならないうちに自力で解決を図るのがベストです。トラップ周辺の症状であれば市販の洗浄剤やワイヤーブラシを使い、比較的短時間で解消出来ます。