洗面化粧台が詰まってしまったので見て欲しい」と言うご依頼
富岡製糸工場そばの七日市まで行ってきました。
しばらく前から洗面台を使った際に水の抜けが悪いような感じがしていたけどそのまま使っていたら、2~3日まえから急に酷くなって、ついに昨日全く流れないようになってしまった。
設備のことは自分ではどうしようもなく 一人暮らしで近所にも他に見てもらうような人もいないので、ネットで検索して弊社にご連絡をいただきました。
現場を見せて頂くと、電話でのお話しの通り、まだしっかり洗面に水が溜まったままでした。
こちらは、金属製のエス字トラップが床から立ち上がっている塩ビ管に差し込まれているタイプで、詰まっているのがここなら、ナットを外してバラバラにして恐らく簡単に修理することが出来るはずですが、まずは詰まっているのが何処なのかを特定する必要があります。
床上か下かによって料金が多少変わってきますので、両方の場合の2通りの見積もりをしてご承諾頂きました。
早速作業開始です。
まずは外にでて桝の確認は問題無し、また他の水廻りも異常ないようなので、原因はトラップ部分にあると判断しまして、ローポンプを試したらあっという間に抜けていきました。
これでバラス必要もなくなりましたが、水を貯めて流してみると今一つスッキリ流れて行かないので、PPスルーという薬剤を使って綺麗に仕上げることにしました。
この薬は劇薬扱いで一般には市販されていません。それだけあってかなり強力です。
使い方を間違うと管に穴が開いたりしてしまうので注意が必要です。
まず窓を開けます。
洗面に1/3瓶ほど入れて、それが全部浸かるように水をかけます。
ジュワー!と音を立てて白いガスのようなものが出てきます。
これを吸い込むと咽てしまい相当体に悪そうなので外に出てドアを閉めます。
一時退避です。
10分ほどそのまままにして待った後、しばらくだいたい5分程度水を流しっぱなしにして洗い流します。
最終確認で再度貯めた水を流してみます。綺麗に流れて行きました。
問題無く完了です。
今回は比較的軽微な詰まりですぐに解消することができましたが、もし床下の排水管の詰まりで、高圧洗浄などの処置が必要になってくると費用が高額になる恐れがあったかもしれません。
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