皆さんこんにちは。まだまだ暑いので熱中症には十分にお気を付けください。
さて今日は、七夕祭りも終わった館林市に来ています。
粉もの好きの私としては気になる製粉ミュージアム(日清製粉の歴史、製粉技術等を展示)が有るところなのです。
本日のご依頼は、洋風トイレタンク左側からの水漏れで、ぽたぽた程度ですが止まらないという内容です。
お客様宅へ到着し、いつもの「お困りごと再確認」を行います。この再確認がとても重要なんです。お電話ではお伺いしていないお話が私の顔を見て安心されるのか新しい問題が飛び出すこともしばしば有るからです。
そして、早速トイレを拝見。タンクの給水口=水漏れ箇所にサランラップを巻いて、しずくが落ちるところに上手くバケツで受けてらっしゃる!なかなかお考えになった対応に感心すると共に、壁から出ている止水栓を閉めて修理の準備です。
巻物を外し、ナットを緩めようと工具を使うのですが、これが固くて固くて。何とかしたくてお客様が全力で締めこんだのでしょう。タンク内の部品を痛めたり緩めたりしない様に手洗い付きの蓋を外して慎重に内と外から作業しました。
ここで漏れた原因が判明です。ナットの内側に入っているはずのパッキンが少ししかない(ドーナツ型のパッキンが一部分だけ残ってる)状態でした。
そしてもう一つ。止水栓がお客様が漏れを止めようと外側からかなり強くお締めになったご様子で内側のパッキンが正常な位置から潰れてはみ出ていました。原因が分かったので、パッキン(ゴム製)を2箇所交換して修理完了です。
今回使用した工具:マイナスドライバー、モンキー
ポイント!
トイレ・洗面台・お風呂・外流しのどこの水道でも接続部にパッキンが使われていることが多いです。パッキンは、ゴム製や特殊なタイプと色々ありますが、緩んだり締めすぎたりすると千切れたり変形したりして水を止められなる=漏水となることがありますのでご注意ください。
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