高崎市は関東の北西に位置し、上野駅から快速で1時間超の穏やかな街です
毎年外気温は全国的に高くなっていっていますが、高崎市の場合それが尋常ではなく、駅前のアスファルトが溶け出したり、駅前のタクシ―乗り場のまえが高温の為に陽炎状態になることがよくあるので、全国的には暑い町ということでよく知られています。お客様から連絡があったのはちょうど夏の最初のころで、しっかり町全体が暑くなりかけていたころでした。
お客様の家は、高崎駅の東に車で10分ほどの二階家の戸建てのお宅でした。1階にお風呂があり、2週間前ら排水が悪くなり、特に浴槽の排水が悪くなり、シャワーだけを使っているが、浴室自体の排水も悪くなってきたので「風呂の詰まり」を何とかしてほしいということでした。連絡をいただいたのが午前中で、昼一番にお宅に伺いました。店からお客様お宅まで大体25分で到着することが出来ました。大きなお宅で、外には車が二台置いてありました。一台は、キャンプ用のワンボックスカーでした。
現場を見せていただきましたら、洗い場もバスタブも排水の流れが非常に悪くなっていました。持参した貫通用のアイテムで管自体には傷をつけずに、少し時間をかけて清掃を行いました。風呂の浴槽の排水管には粘土状の土と小石が混っていました。浴室の排水管周りには同様の粘土状の土が入り込んでいました。それらの詰まっているものを取り除くのに、1時間半ほどかかりましたが、浴槽も浴室もすっきりと排水が抜けるようになり作業を完了させました。作業後、普通は詰まりの原因にならない粘土状のものが見つかったことを報告し、今後は流さないようにお願いしました。
2週間前に家族でキャンプに出かけて、いつもは外で洗うキャンプ用品を雨が激しく降っていたので、風呂場、其れも浴槽の中で汚れ落としをされたことが判明しました。詰まるものが粘土状の物ならば、分解せずに押し出しすることが出来ます。固形物の場合、砕くか配管自体をばらすことが必要な場合があります。その場合は、時間も費用も簡単作業とは別になるので、どうしても汚れ落としされるならば、水洗トイレを流しながらの利用をお勧めしたのでした。まあ、あまり推奨される方法ではないですが、風呂場で固形物を流すのはよくないですからです。
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