桐生市での台所シンクした漏水
この地域は元々織物業がさかんなところで、絹織物である桐生織は、その起源が奈良時代にまで遡るほどの伝統産業です。
市内には織物産業がらみの文化・産業遺産が幾つもあり、まさに織物の街と言えます。
今日はめずらく忙しく朝からキッチンの水漏れの修理をこなし終えたところです。
この案件は、午前中に「台所シンクの下回りより水漏れしている」との修理依頼を受けての作業でした。「すぐに水を止めたら止まった」とのことで、それほどの水漏れ量ではなかったようでした。念の為、シンクの下をチェックし、漏れが完全に収まっているか確認してもらいましたが、大丈夫とのこと。
また一戸建ての1階なので、階下への影響の心配なども必要なくそれほど焦ってはいないが、夕食の用意をしたいので、できればそれまでに修理して欲しいとのご要望でした。
早速、依頼主のご自宅にうかがうと、奥様が応対してくれました。
案内してもらったキッチンは、既に床は拭かれていたので水漏れの程度はわかりませんでしたが、気付くと畳一枚程度にうっすら水が広がっていたという話で、水を流すのと止めたところ、水漏れも増える様子は無く収まったということからして、給水管などからの漏れではないだろうということは、来る前から考えていました。
おそらく排水側の問題で水漏れが発生しているのだということは、事前に推測していたわけです。
取り敢えず、シンクの下の収納スペースを開けて、排水ホース周囲をチェックし、許可を得て軽く排水してみました。
すると、ゴミポイトラップとホースの間からの漏れを発見しました。
単純にこちらのパッキンの劣化が原因のようでした。
すぐに事情を説明するとともに、修理内容と見積り金額を奥様に説明し、了承を得てから作業開始しました。
パッキン自体の交換は、手慣れたものですからすぐに終わり、実際に排水して問題ないことを奥様と確認して無事完了。昼食の用意にも十分間に合う時間帯で、喜んでいただけたのは良かったです。
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