みどり市での洗面排水つまり対応
梅雨真っ盛り6月下旬、「洗面台下で配管の詰まりらしく、水が流れていかず困っている」その様な依頼が入り、近郊のみどり市内まで出張し修理を行ってきました。
みどり市は清流・渡良瀬川や渓谷沿いに走るわたらせ渓谷鉄道で有名なエリアですが、今回依頼されたお客様の自宅は上毛電鉄沿いの開けた住宅街の中にありました。
周囲に田園も見られる長閑な場所に木造2階建ての新しい住宅が建っています。聞くと家族4人で数年前に引っ越してきたそうで、「築5年も経っていないのに急に詰まってしまうのは不安で仕方無い」との事。早速お邪魔させて貰い、2階にある洗面所に向かいました。
到着し確認すると、確かに洗面台の水が流れていない様で、かなり溜まっています。とは言え慢性的な症状では無い様で、排水口周りの汚れや水垢も殆ど無く、すぐには原因が思い付きませんでした。
これらの下には大抵開き戸があり、開けると排水パイプをメンテナンスする事が出来ます。今回も同様に外観をチェックしてみましたが劣化等の形跡は無く、とりあえず外せる部分は全て外し、内部を確認してみる事にしました。
元栓を締め、下水からの異臭をシャットアウトするS字管を取り外したところ、内部からガシャガシャという異音がしてきます。まさかと思い逆さにし軽く振ってみると、中から毛屑に塗れた小さな玩具が幾つも出てきたのです。
どうやらお子様が隠れてイタズラをし、排水トラップを開けちょうど管に収まるサイズの玩具を何個か投入してしまった模様。それに気付かず使用を続けた結果、S字管の底に溜まった玩具に毛屑や皮脂汚れが絡まり、更に排水の通りが悪くなってしまったと思われます。
異物が完全に除去された為、クリーニングを行い再度取り付けると途端に排水の流れはスムーズに。他の部位に問題は無く、また交換すべきパーツも無かった為、最小限の工賃を頂くだけで済みました。
最初は原因が分からず不安がっていたお客様も、意外な結果に驚くと共に安堵された様子。やんちゃ盛りのお子様を遊ばせる際は水回りから目を離さない様アドバイスを行い、次の現場へと向かいました。
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