藤岡市での洗面排水異臭の原因は
初夏らしい爽やかな天気が続く5月中旬のある日、藤岡市北部にお住まいのお客様から修理依頼の電話を頂きました。話を聞くと「特に詰りとかではなく、洗面台の悪臭がどうしても取れないので解決して欲しい」との事。
必要な準備を整え早速伺いました。
お客様の自宅は北藤岡駅から程近いロケーションにある日照良好な2階建て木造住宅。とは言え自動車のガレージが1階の多くを占めており、居住エリアや問題の洗面所は2階に位置しています。
現場に伺うと手入れが行き届いていて綺麗な一方、確かに鼻に突く臭さが感じられます。
異臭は排水パイプやS字トラップが原因となるケースが多いのですが、お客様の言う通り水を流しても詰まった感や臭いは無く、別の原因を想定しなければなりませんでした。
パイプ周りを一通りチェックして問題無き事を確認し、最後に残った候補はオーバーフロー穴。見ると内部にかけて大変汚れており、悪臭もここから発生していました。意外と見過ごされがちなのがオーバーフロー穴やその内部で、目立たない場所だけに積極的に掃除もされずいつしか放置状態となり、嫌な臭いの元となってしまうのです。
お客様自身にも確かめて貰った上、該当部位の汚れや消毒作業を提案。また排水回りは滞り無しでしたが汚れが若干溜まりつつあった為、これらの早期処置も併せ作業させて頂く事になりました。
オーバーフローを綺麗にするには、一旦排水を止め、穴の内部に水を満たし洗浄剤や消毒剤を投入する方法がベストです。強力な業者用であればワイヤーブラシと併せ比較的短時間でクリーニング出来ます。一方S字トラップ周りは比較的軽い圧力洗浄で済みました。施工範囲がかなり広くなってしまった事もあり、トータルで1時間以上掛かってしまいましたが、完了後は悪臭もすっかり消え、困り果てていたお客様の表情にもようやく笑みが戻ってきました。
原因が特定出来ない不快感は人に想像を超えるストレスを与えます。それらをスッキリ解決出来る度に、私達は大きな喜びと満足感を味わえるのです。
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